2010年2月24日水曜日

ようこそ先輩

今日の大朝は快晴。小春日和の良い天気である。今朝、8時10分より、地元の母校でもある大塚小学校で「ようこそ先輩」として朝礼で話をさせていただいた。児童数が減り、今年3月末で休校になり、大朝小学校へと統合になる。思い出作りの一環で計画されているものである。明治・大正・昭和・平成と136年の歴史に幕を閉じることになる。休校を惜しむ気持は万感なものがある。今朝は15分間の短い時間で有ったが、大塚地域が諸先輩方から確実にバトンタッチしながら、伝統が守り続けている事や、「挨拶、感謝の言葉」の大切さ、その言葉で「自らの人生も変わる」と言った内容の話をさせてもらった。
私の生き方も少し入れさせていただいた。
今はまだ実感がないが、大朝小学校へ行き始めると大塚の良さが分かってくるはず、しかし、後戻りはできない。大塚小で学んだ事をしっかり確信し、又誇りにして今後頑張ってほしいものである。
1年から6年生まで、正座をして真剣に聞き入れてくれる姿を見て熱いモノが込み上げてきた。
貴重な体験をさせていただきました。有難うございました。

北広島町立大塚小学校「休校式」平成22年3月24日水曜日午前10時30分より、その後、地元実行委員会主催で「休校を惜しむ会」が開催される。

2010年2月19日金曜日

言葉の大切さ

今日の大朝は小雪、道路の積雪は無い。(ご安心を)一昨日、大朝福祉センターにおいて、元RCC中国放送のアナウンサー山野秀子さんを講師としてお招きし、講演会を開催した。北広島町青少年育成推進協議会大朝支部の主催で開催した講演会で、地元の大朝中学校の生徒、並びに関係者地域の方と150名程度集まって聞いて頂いた。21世紀は「心の時代」「ことばの時代」と言われています。言葉の発生も基本が大切、終始具体的な例を出され、生徒たちも楽しい時間になった事と思う。青少協としては子供達に「本物、プロ」と実際に会い直接見る、聞く、体験する。我々大人としてできる一番良い切っ掛けづくりではないかと、色々と工夫をしながら活動をしている。「ことば」は、私たちの現実でも言葉一つで「楽しくも、悲しくも」と変わる。自己表現の一つとしてもとても重要と思う。外国語の必要性もあるとは思うが、まだまだ国語の掘り下げは日本の教育の中では大切ではないかと思う。
このオリンピックで汚点を残したスノーボードの国母選手、私もその様相に激怒した一人ではあるが、競技が始まりフィニッシュで転倒した時には、残念で目が潤むぐらい必死で応援していた。彼の個性かもしれないが、この事からしても「言葉の大切さ」「節度の必要性」を痛切に感じる。是非の評価ではなく、「ことば」は大切でなおかつ重要である事がよくわかる。
IT化がどんどん進み便利になり、話す事がどんどん少なくなる現実。理想と現実の矛盾を感じざるを得ない。

2010年2月18日木曜日

破壊の後には建設

今日の大朝は小雪、朝は3センチ位積雪が有ったが今は消えている。しかし、寒い一日である。最近、頻繁に東京へ出張する事がある。建物も人も全て地方都市とは大きな違いが有ることは事実であるが、ふと気が付いた事がある。「東京のタクシーは新車が多い。」ご存知のように、地方のタクシーはまだこの車は動いているのかと、感心するくらい古い車が多い。東京でタクシーを利用することは殆どないが、改めて見てみると確かに地方より新しい車が多い。この点も地方との格差の表れである。さて、ここまで世の中が荒んで来ているにもかかわらず、TVで昨日も流れていたが党首討論の内容を聞くと「党幹部のお金の話だけである。」そんな事をやっている場合ではないだろう。とあの方たちに訴えたい。改革は必要、改革→破壊。次は建設の論議をしないといけない。今こそその時ではないだろうか。政治家の金の問題なんかも、リーダーがその身を正しくして、然る後に収まると言います。まずは、為政者の姿勢を正さなければならないのではないでしょうか。先日、論語に精通された方のお話で「人生には行き詰まりは無い、常に変化して止まないと言う事です。その中で私たちは生活をしている。大切なことは、その変化を拒否するのではなく、春は春らしく、夏が来れば夏らしく、冬が来れば相応にするような生き方をして行くというのが人生です。」と言われた。
孔子も文件によれば生涯随分苦労されているようであるが、それを素直に受入れ、望みを捨てずに生き続けられています。その話を聞き、すぐに自らの境地に入り、自問自答してみたが、その通りである事に納得する。もう一つ、付け加えて古典に「一陰一陽、之を道と言う」と言う言葉がある。陰陽はお互い相反し、対立しながら助け合う。交じり合いながら成長発展をして行く原理を学んでいたからこそ、日本も戦後の復興もあるし今日が有るのでは無いかと思う。
「人生に行き詰まりは無い、常に変化してやまない」あたりまえなことであるが説得力のある言葉である。自然体の生き方こそ、重要な事と言う事であろう。

2010年2月13日土曜日

恭賀新年

今日の大朝は昨日と違い良い天気だ。しかし、寒い。旧正月を迎えられている国の皆さん、新年明けましておめでとうございます。大半が9日間の休みと言う事でわくわくされているみたいですね。台湾の友人は多くが前半、ふる里。後半日本へ家族旅行と聞いています。しっかり楽しんでください。
また、ボヤキになるが、冬季オリンピック開幕に汚点の話題。スノーボードの選手の服装、何をいったい考えているのか。自覚が足らん。末端でスポーツ振興に携わっている者として全く遺憾である。昨晩もある会議が有り、大半がその話題で意見が飛び交った。ファッションとか屁理屈を言う人もいるが、物事には本と末が有るように、まず基本から考えればすぐ是非は分かると思う。子供を怒れない親のいる家庭のように、また、先日の朝青龍の話ではないが、組織が全く機能していない事に不気味さを感じる。自己中心人物に誰もが注意しない。出来ない。時代になってしまっている。のんきな事を言っている場合ではない。弊社も今年は大きなステップをしなくてはいけない。自己中心人物の放任や協調のできない組織と大小は別にして存在している。まず、自ら身を引き締め対応して行きたい。・・ポリポリ!!

2010年2月8日月曜日

忍終不悔(にんじゅうふげ)

今日の大朝は曇り、肌寒い。昨日は青天の良い日であった。しかし、何年ぶりかの体調不良で地域行事も欠席させて頂き休息させていただいた。体は正直なものである。今朝は万全ではないが確実に回復している。常々感じている事であるが経営だけではなく、全てそうだし、自分自身の事でもよくわかる。それは、何事も「結果」を臨むが実はプロセスが重要で、どれだけ本気で準備をするかで大きく変わるということである。ある名監督が「勝つ意欲」は大して重要ではない。そんなものは誰もが持ち合わせている。重要な事は、「勝つために準備する意欲」である。誰よりも厳しい猛練習に耐える意欲が求められるということだ。と言っておられる。仏典の「無量寿経」に出てくる言葉で「忍終不悔」(にんじゅうふげ)という言葉がある。仏教の修行者は悟りを開くために毎日厳しい修行をする。覚悟はしているものの生身の人間、時には気がくじけそうななる事が有る。そんな時、もう一度初心に帰って気持ちを奮い立たすために忍終不悔を思い出すとのことである。修行の目的は悟る事であるが、その為には、毎日の修行の瞬間瞬間に心が目覚めていなければ、その大切な一瞬を見失う。惰性で修行することなどできないのだ。1日と言えども無為に過ごす事は出来ないのである。言葉は難しいが・・納得。私も常々そう思っている。「積小為大」、日々の真剣な小さな積み重ねが立派な結果につながる。・・実践あるのみ。


追記
忍終不悔(にんじゅうふげ)、とても良い言葉に巡り合いました。しかし、日本語は実に奥深い意味を持っている。だらだらと説明するよりはもう少し国語の勉強をしないといけないとつくづく感じる。

2010年2月6日土曜日

家族愛

今日の大朝は曇り、少し小雪が舞っている。しかし、積雪は無い。気温-1度。今週前半は半年ぶりに台湾へ出張してきた。台湾も寒い時期ではあるがコートは必要ない。桃園国際空港から取引会社への移動中、結婚式の飾りをつけた車が列をなし私たちの車を追い越して行った。「月曜日なのに結婚式?」と尋ねると、台湾は曜日は関係ありません。暦で良い日を決めます。との事である。そう言えば、友人も今日引っ越しと言っていた事を思い出した。その友人と夜会食をした。聞くと、親戚が集まり引越祝いをしているとのこと、折角だから私も来ないかと誘われた。早めに夕食を切り上げ、友人宅へお邪魔した。父親や兄弟、日本へ留学中の娘さんや一同揃っておられた。常日頃、家族でお付き合い頂いているので、突然の事ではあったが思いがけない懐かしい再会になった。この友人家族の結束は素晴らしいモノが有ると思っている。日本ではなかなかこの光景は見られない。この友人との出会いで、台湾とのビジネスを開始した。考えてみると長い年月がたっている。ビジネスでの大きな違いはないが、生活慣習では日本と大きな違いがある。「家族愛、伝統しきたり、暦」実に大切にされている。私自身随分学ぶところがある。話は大きく変わるが「朝青龍引退」私にとってはとても残念である。詳しい事が分からないのでコメントはできないが、方法は無かったのか・・?引退会見で「両親の前で武蔵丸に勝った事が一番うれしかった」と涙ながらに語った心情に本当の朝青龍の姿を見たような気がした。我家も大人数で助け合っているが、台湾の友人家族の団欒を見ても「家族愛」は一番の原点である事を痛切に感じる。
頼さん大変ありがとうございました。あと一週間でお正月。良いお年をお迎えください。姉妹それぞれの家族のご多幸をお祈りします。「敬賀閤家」