2010年3月27日土曜日

協力の賜物

今朝の大朝は晴れ、気温-3度。昨日より冬に逆戻り、さすがに雪は少し降ったが、早、春の力が勝っているようだ。さて、一昨日、広島県庁で平成21年度広島県体力つくり優良団体表彰式があった。大朝地域体育協会が受賞の栄誉に与った。考えもしていなかったが、チャレンジデーなどにも積極的に参加し、2年連続日本一に輝いたり、各支部体育協会の活性化、スポーツ少年団の活躍、各競技部の充実と大きな役割をしていることを改めて感じさせていただいた。しかし、何といっても、大朝地域の方々の「理解と協力」その賜に尽きると考える。感謝、感謝だ。この受賞を一つの確認地点と位置付け、更に充実し「みんな健康、おおあさ元気」をモットーに住民各位が主役の地域づくりの一助になって行きたい。
体育協会を支えてくれている事務局、スタッフ、役員の方々、これからもよろしくお願いします。

講演会の案内。
体育協会も共同主催で行います。
「第34代 木村庄之助さん講演会」を本日(3/27)、土曜日、13時30分より大朝保健センターで開催します。とても面白い話しで有名なお方です。是非おいでください。(入場無料)
問い合わせ 大朝公民館 電話0826-82-2211

2010年3月25日木曜日

休校を惜しむ会

今日も大朝は雨だ。平成22年3月24日は大きな起点の日になった。母校の小学校が少子化の問題で休校と決定し、休校式が行われた。昨日は9時30分から最後の卒業式、10時30分から休校式、11時30分からは地元主催で「休校を惜しむ会」が行われ、総勢200名が集まり、惜しみながら思い出にふけった。
136年の歴史に幕を閉じ、1380余名の卒業生がこの学び舎から巣立っていった。集まった卒業生は、10代から80代、時代背景は違うがそれぞれ、「感謝」の気持ちで参加頂いていたように思う。みんな寂しさは隠せないが、この団結心はこれからのスタートとして心強く感じた。感謝・・・とても重要でまた必要なものである。この気持ちが持てさえすれば、助け合いの精神が持て、強調できる。大塚地域は小さな地域ではあるが、実に団結があるところである。昨日もそれぞれ3つの式が連続で行われたが、それぞれの担当者が確実に連携をとり、実にスムーズに運営することができた。素晴らしいことだと思う。協調力の賜物である。世の中には、自らの言いたいことだけ言い続ける人もいるが、この事からしても1人で出来ることは限られているし、一人だけで生きていくことはできないということがよくわかる。
先日、聖徳太子の十七条憲法を浅読する機会があった。深い意味は分からないが、実に現代に欠けている崇高な文言が目に付いた。「自分が聖人で相手がおろかということはない。・・・」「相手が憤っていたら、自分が間違えでないかと恐れなさい。・・・」「人それぞれ価値観が違う。相手が良いと思っても、自分は良くないこともあるし、またその反対もある。…」等など、「協心協力の精神」とでも言うのでしょうか、現代に大きく欠けていることが強調して書いてあった。デザインには流行はあるが、精神だけは不動のものでなくてはならないのではないかと思う。先人に学ぶ必要性を更に深めた。

2010年3月22日月曜日

巣箱

今日の大朝は晴れ。少し寒いが穏やかな一日だ。昨日は台風並みの突風と朝は黄色一色、黄砂が降っていた。10時頃は通過したのだろう気にならなくなった。毎日日替わり天気で今日は一転、良い天気。
先日、知人に巣箱をいただいた。とても器用な方で端材で作られたとのこと。天気がいいので、部屋から見える、築山の木に取り付けた。さて、鳥が入居してくれるだろうか。楽しみだ。

2010年3月13日土曜日

感謝

今日の大朝は晴れ。暖かい日だ。なごり大雪もまだ残っているが春を感じる。先日、中国新聞に地元北広島町立大塚小学校休校に伴う新聞記事に私が載っていたと、多くの級友や知り合いから連絡をいただく、十数年前、私がPTA会長の時、学校存続運動で地域一丸で臨んだ時の印象があまりにも強く残っているらしく、今回も広島市内のPTAからもその当時のお話を聞かせてくださいと連絡がある。私はたまたま、その当時PTA会長をしていただけで、地域力で動いただけなので生意気にご指導などできる人間ではない。しかし、「うれしい」何十年も会っていない人から記事見たよ。と連絡があり、何時も会っているような話題で話ができる。このような友達や理解者で私は存在しているのだと改めて感じる。
学校統合は地域により色々と違う。しっかり議論し、進む選択をするべきだと思う。教育の必要性は人間死ぬまで必要である。私の尊敬している国民教育の師父、森信三先生は「教育の根幹である人間形成は、学校にあまり多くを期待できないこと。我が子を人間としての軌道に乗せる八割以上の責任は、結局産んだ者の責任として親自身で背負うほかない」と説かれている。また、家庭は「心の安息所」であると同時に「人間形成の道場」であると喝破されている。家庭において人間としての土台をしっかりと築いていなければ、その上にいくら学力を積んでも、それが花開くことはありません。政治経済の混迷は深まり我が国の行くへを憂慮する声が高まっている。しかし、政治も経済も、その基盤となる教育を立て直さなければ解決できないのではないかとも感じることがある。私が偉そうにボヤいてもはじまらない話だが、家庭を見直すことは私のみならず誰でもできるのではないだろうか。・・皆さんどうお考えですか。
学校の再編も大きな問題かもしれませんが、前述からすれば優先順序としてまず「家庭」の確立のような気がします。
「家庭教育の心得21」知致出版社 定価1,365円
今回、40年来、森信三先生に師事されていた、寺田一清氏により復刻版が出版されました。

2010年3月10日水曜日

極めてシンプル

今日の大朝は雪、昨日季節外れの雪がどっさり、今日も降り続いている。季節的に寒中の雪とは全く違う水分も多く分んでおり、厄介な雪だ。昨日はお客様を広島空港へ送ったが、道中大変であった。会社を午前9時に出発し、帰社したのが15時。各路線が通行止めになっていた。
さて、わが国のリーダーもバトンリレーのように次々と変わり、ついに政権交代したもののまた、様相がおかしい。企業も大手航空会社ではないが、同じことのようである。しかし、本物、人間力を蓄積された方が登板すると変化し始め、瀕死の状態から蘇った会社も数多くあるのも事実である。トップの席がいかに重責であるかということを表していると思う。そのような力をお持ちのある社長曰く、自分を育てる3つのポイント「1.笑顔2.ハイと肯定的な返事ができること。3.人の話を肯きながら聞くこと。」徹底的に社員に得心させたと言うことだ。なるほど、やはり主役は人なんだ。そして3つのポイント、言う方も言われる方も両方前向きな気持ちになる。極めてシンプルである。・・・そのような社会の実現を目標に頑張らなくては。

2010年3月8日月曜日

日本基準

今日の大朝は曇り、寒い。明日から冬型気候になり雪の予報だ。トヨタ自動車が品質問題でアメリカを中心に大きな問題になっている。「品質のトヨタ」がどうしたのであろうか。弊社の経営にも大きく影響するところだけに気になる問題である。「日本品質の中国価格」我々製造業の中では当たり前の話である。
そのリーダーであったトヨタが何故。一番驚いているのは日本人ではないだろうか。私自身、信じられなかった。中小零細企業までも品質の国際基準ISOの取得はされている。この大不況に陥り、ISOの認定更新をされないところが増えているらしい。今朝もULの担当者が来られていたが、広島県も随分UL認定工場が減ったとのこと。考えてみれば、本来ISOは必要ないのではないかと思われる会社でも全て認定を取られていた。品質は会社の根幹なので否定することはないが、本末転倒していたことは確かにあるのではないかと思う。弊社もISO/TS16949/2002今年も更新時期が来ている。膨大な資料、労費を費やしている。本当に必要だから取得していることは事実であるが、やはりマニュアルやシステムだけでは品質も結果として現れないということではないだろうか。やはり、人間が主役で人間が判断できる社会でないといけないという警告ではないかとも感じるところがある。私の小さな考えの中での呟きであり、本当は違うのかもしれないが、何かそんな気がしてならない。
台湾で歩行していると思わず。大きな柱。「そうだ、よけて通ればいいんだ。」良い悪いではなく、ほのぼのとしたものを感じる。人間主役の時代は必ず帰ってくるはず。修身から始まるが、名実ともに「日本基準」と言える時代にしていきたいものである。日本人特有の感性こそ、品質の原点なような気がする。
弊社も「品質」について再度原点に返り考えなおしてみたい。

2010年3月5日金曜日

駅弁

今日の大朝は曇り少し小雨が降っている。気温8度。テレビでは広島市内は晴れていたが大朝は小雨である。最近、急な出張が多く新幹線を利用する事がよくある。先日は台湾新幹線にも乗った。車体は700形「のぞみ」と一緒であるが、国が違えば微妙に雰囲気も違った。少し揺れが多いような気がしたが気のせいかもしれない。利用者はまだまだ少ない。さて、日本国内はいつも満席に近い、広島ー東京間約4時間、貴重な時間だ。利用すればとても良い時間になる。読書や調べ物、考え事・・絶好の時だ。その一つに昼食(駅弁タイム)が有る。どう考えても移動時間は時間的に昼前後になってしまう。気に入っているのが、広島駅は「しゃもじ型をしたかき飯」東京駅は「貝づくし」だ。ご存知かもしれないが、なかなかの味である。妻にその話をすると「なんで買ってきてくれないの」という。「新幹線の中で食べるから、おいしいんだ」家では妻が作る手作り料理が一番と切り返す。
駅弁一つにしても実に質が高くなった。この点からも時代の変化がうかがえる。
皆さんも機会が有れば是非食べてみてください。私も今度は2個買います。

2010年3月2日火曜日

冬季オリンピック閉幕

今日の大朝は曇り。毎日、日替わり天気だ。冬季オリンピックも日々熱戦と感動を全世界に発信していたが閉幕した。経済背景の関係か私は盛り下がってこのオリンピックを見ていた。時代背景と言えばそうかもしれないが、何と言っても「日本選手の服装問題」まだ本人は自分流、と豪語しているがそんな問題ではないと言いたい。個人の話は別として、組織の話になるが国家プロジェクトの組織で今回のオリンピックでも団長をはじめ何人の役員が居たのだろうか。何をされて何をしにカナダに行かれているのか全く分からない。その人たちの責任が大きいのではないか。「服装問題」しかり、組織内で統制できていればこんな事は起きなかったはず。誰もが気持よく晴れ舞台で活躍できたように思う。この辺も、今まではこのスタイルで来ていたのかもしれないが今の世の中は通用しない。想定だけで、真意は分からないが、そう思われても仕方ないのではないだろうか。しかし、選手は個々にベストを尽くし、立派にチャレンジされていたと思う。感動を有難う。そう感じながら、又我にかえる。弊社のような小さな組織でもそのような事が有ってはいけない。と身の回りのチェックを入れた。この不景気も不景気慣れしてはいけない。季節同様、経済の端々にも「新芽」が芽吹き始めているのは事実である。後は個々のモチベーションをそのタイミングに合わされるかがカギを握っている。あくまで人、人間が主役の時代にして行かなくてはいけないと思う。「自由」と「統制」、今流のシステムだけでは絶対に動かない事だけは事実た。今こそ、トップの
出番である。非力を痛切に感じる今日この頃である。「人事を尽くして天命を待つ」と言う言葉が有るが、私は「天命を得ながら人事を尽くす」自然体でベストを尽くしたい。