2012年1月31日火曜日

鯉城倶楽部

今日の大朝は晴れ。昨日、20年以上続いている異業種交流会「鯉城倶楽部」の例会を弊社本社ショールームにおいて開催して頂いた。18人が極寒の大朝に来て頂いた。最近、私は出席率が悪く、失礼ばかりではあるが、EGRETTAスピーカーの視聴を兼ねての例会を企画頂いた。約2時間、物づくりの専門家ばかりで、さすが専門知識の宝箱、貴重な意見を沢山いただいた。
しかし、メンバーの皆さんのパワーはもの凄いものが有る。会議終了後は2階で懇親の会が有り、外の雪景色とは真反対の熱く和やかなひと時を送ることができた。何故この会は盛り上がるのだろう不思議である。本当に真の仲間の温かいエールを頂き感謝感謝。本当に有難うございました。

2012年1月28日土曜日

何でだろう。有縁

今日の東京は晴れ。まだ、いたるところに残雪が残っている。身の回りに実に不思議なできごとが起きる。昨日、東京オフィスの近所のいつき美術画廊に立ち寄った。ウィンド越にオオサンショウ魚の絵が見えたので、興味がわき入った。しばし、社長とお話しし帰ろうとした時、一人の青年が入ってこられた。社長がこの方はこの作品を書いた方ですよと展示の絵を指してご紹介いただいた。日本画で感じのいい絵を描かれていた。日本画を先行されたのですか。と尋ねると、「はい、武蔵美で」そうですか。先生、失礼ですが御幾つですか。と尋ねると、「38歳です」○○さん御存じありませんか。と尋ねると同級生の友人です。実は私の近所の友人で、結婚式にも行きました。それではそこでもお会いしていたのですね。と言われた。立川でしたよね。即、話が盛り上がった。いきなりピンポイントでの出会いでした。何てことが起きるのか。画廊の社長は、驚きのあまり、鳥肌が出たような様相で驚いておられた。名刺を交換すると、友人がお世話になっていた会社ですね。と言われた。こんなこともあるのですね。正に必然の出会いですねと、興奮の余韻を残し画廊を後にした。帰社し、広島の近所の画家に電話したところ。何てことだと、これまた仰天。
不思議な事が起きます。一年に数度しか来なかった東京。良く利用していたホテルが愛宕山の近くにあり、愛宕神社にはよく通っていた。これもまた縁で会社の東京のオフィスがその近くへ決まった。自然体に縁でこうなっていると考えておくことにしたい。しかし、不思議だ。

2012年1月27日金曜日

見えないもの

今日の東京は晴れ。まだいたるところに残雪が有る。皇居前もこの状態だ。何もない様に世の中は日々過ぎて行くが、企業の中身は大きな変化が起きている。打ち合わせで訪問する会社も各社課題を掲げている。特に東日本大震災の影響は見えないところで大きな変化の起爆剤になっている。原発問題に起因する東京電力の電力量値上げは計り知れない影響が出てくるだろう。
節電だけでも、メーカーの工場閉鎖を招いている。コストコストで「自然・人」の軽視から、安心・安全
幸せ、人間主体へ今変わる時だと思う。今日もスタート。久々のランニングで股関節が痛い、油切れかも。

2012年1月20日金曜日

京都企業に学ぶ

昨日は京都の企業の会合に参加した。21紀倶楽部の例会に参加した。約50名の企業が集まり、意見交換が行われ、ワタミウェデングの渡部会長の「京都企業のDNA」と題し講演もあった。
集まった企業の方々も設立200年、300年といった企業が多く、交わす言葉も深いものを感じた。
西陣の糸を紡いでいたとか、金箔をはっていたとかでスタートし、常に時代対応し、現在は最先端の部品を作ったりされている。一千年の都京都には、集積する幅広い技術・文化・学術・人材などが世界レベルで有るような気がする。一番感じたのは、京都に誇りを持ち、郷土をこよなく愛していると言う共通点が有ると思う。ワタベウェデングの渡部会長が今の時代「改善ではなく創造力」この言葉は心に残った。郷土に深く根を張り、守りよりも攻め、攻めよりも独創性、恐れないで行動する勇気がとても重要であると認識した。また、東京には権力と資本が集中するため、現状保守的で変化を好まない傾向が強い。このようにもおっしゃっていた。正にそのような気がしてならない。人間の深みを感じざるを得なかった。これが本当のエクスプローラー(探求者)だ。

「あたり前田のクラッカー」おやじ駄洒落を言った途端、お店の人がクラッカーを出してくださった。
まだ現役でした。しかし、既に知らない人の方が多いようです。

2012年1月13日金曜日

貧しいけれども卑しくない。

今日の大朝は曇り。今日も寒い日である。広島市内は空・陸とも警察官、新聞記者をいたるところで見かける。脱走者の捜査も広範囲に及んでいる。被害が起きないことを願うことしかできない。
「貧しいけれど卑しくない。」昔の日本人は外国人から非常に感銘を受けていた。この頃は、豊だけれども、卑しくなっていた。こんなに恵まれているのに、もっともっとと際限なく、どこまで行くのですかと言うことだ。大震災を含む大自然の警告を受け、助け合う心、人を立てる心、まさに日本人の
DNAが蘇ってきたということに期待する人も多いと思う。コミュニケーション、日本語として表現され始めたが実に当たり前で、難しいことである。社内でも人事や重要なことは、直接、膝を交え話そう。時間がない場合は電話で。何度となく、繰り返し言うが、メールでやり取りしたりしている。
野田改造内閣も本日からスタート。また言いたい放題、やりたい放題で同じことの繰り返しになると思う。言いたい事を言うのは勝手であるが、「言葉は残る。」と言うことを自覚し、もう少し、自らの地位から来るものだと思うが謙虚な気持ちになれないものだろうか。
社内も一緒である。通常の会話や日常生活での言いたい放題やり放題。結局は信頼関係をなくして、誰も相手にしなくなる。高等教育や高い技術は表面に出ることは無くお蔵入り。
余りにも残念である。自己評価ではなく他人が評価して浮かばれる。自分の手柄を相手に与えるような気使い。一人で出来ることはないことを自覚し、協力して得意分野を出し合う。それと謙虚さ。
国も会社も国が良くなるため、会社が良くなるためと強い愛国・愛社精神を持つことが必要だと思う。

2012年1月12日木曜日

時は流れる。

今朝の大朝は晴れ。気温-5度、パウダースノー状態である。心配された積雪も昨晩は降っていなかった。早いもので12日、何が有っても着実に時は刻んで行く。3.11の大震災ももう少しで1年になる。テレビでは度々、錚々と活躍されていた有名人が他界された報道が流れる。今朝も二谷英明さんの告別式を放映していた。しかし、年齢をみれば80歳を超えておられる。ふと、我に返り自らの年を確認するとうなずける。つい先日まで熱い熱いと言っていたが、今は極寒に対応している。「天地終始無く、人生生死有り」頼山陽の言葉であるが正にその通りだと思う。人生二度無し、今日も気合を入れて頑張らなくては。
Ps.広島刑務所からの脱走者。寒さの天罰は下ったが、地域住民への被害が無き事を祈るばかりである。刑務体制のまた何かが露呈してくるだろう。

2012年1月11日水曜日

大切にしたいもの


今日の大朝は曇り、写真は昨日の朝であるが、連日、白夜のような光景である。年末の雪が寝雪になりずっとこんな状態である。道路だけが雪が無く、後はすっぽり雪の中だ。さて、今年も沢山新年のご挨拶を頂いた。懐かしい人からの挨拶は心を和めてくれる。NHKの広島放送局時代知り合ったディレクターからの年賀には「絶望のあるところに希望を、闇に光を、悲しみのあるところに喜びを、もたらすものとしてください。尉められるよりは、尉めることを、理解されるよりは、理解することを、愛されるよりは、愛することを、私が求めますように」と聖フランチェスコの平和の祈りよりと
書かれていた。彼とは既に20年経過しており、スケッチで子供の姿が描いてあるのが子供さんかな?と想像する。今日会っても二度と会わない人もいれば、会うことはなくても、常に確認しながら続く関係もある。正に縁と言うものであろう。彼が年賀状につづっている「聖フランチェスコ平和の祈り」の抜粋。素直な気持ちで、一人でも多くの方が実践すると素晴らしい社会になるだろう。
まず自ら実践だ。

2012年1月9日月曜日

今年もよろしくお願いいたします。「宝もの」

今日の大朝は曇り。2012年もスタート、気がつくと既に9日。今日は成人の日。地元、北広島町は昨日成人式が行われた。教育委員と言うことで、今年初めて出席させて頂いた。今年の該当者は193名、昨日出席者は148名参加されていた。平成3年、4年生まれの新成人。厳粛なうちに式は進行して行ったが、テレビで見るような光景など全くなく、今の大人と比べるわけではないが、実に頼もしい力を感じた。基調講演が有り「ふるさとの宝」と題して、芸北高原の自然館の白川さんが講演された。北広島の貴重な自然、大切な宝であると力説されていた。新成人はどう解釈するかであるが、故郷に愛着の無い人は一人も居ないと思いたい。今世界は大きく変化している。私ごときが世界と言うと、真実味が薄れるが今の日本一つとってもまず、色々と勃発する大自然災害、「大自然の警告」をしっかり受け止めなくてはいけないと思う。物質中心の社会から、精神性(こころ)の高い社会へ転換していかなければならないと思う。そう思わないと、犠牲者も浮かばれない。日本人のDNA、自然と生命を分かち合う一体感を取り戻す必要がある。悲しいかな、日本の歴史教育の関係か、知識は一流で全世界を国際人として渡っても、余りにも国家意識が希薄なことは実に気になって仕方ない。言葉は悪いが「根なし草」では誰も信用などしてくれない。日本はあれだけ高額な支援金を拠出しても、国際社会で軽く扱われるのはそう言う点が関係しているのでは無いだろうか。我社も今年設立30年目に入る。世の中の様変わりで、第二創業期ほどの時代対応を余儀なくされているが、社員には設立以来言ったことの無い、「どれだけ会社を好きになれるか会社と共存できるか「愛社精神」が強くないと今後生き残れない。」と力説している。昨日の基調講演の演題「ふるさとの宝」。私は一言で、そこで力強く生きて(生活して)いる「人」、人が宝であると答えたい。企業は人なり、会社も「人」が宝である。