2012年1月11日水曜日

大切にしたいもの


今日の大朝は曇り、写真は昨日の朝であるが、連日、白夜のような光景である。年末の雪が寝雪になりずっとこんな状態である。道路だけが雪が無く、後はすっぽり雪の中だ。さて、今年も沢山新年のご挨拶を頂いた。懐かしい人からの挨拶は心を和めてくれる。NHKの広島放送局時代知り合ったディレクターからの年賀には「絶望のあるところに希望を、闇に光を、悲しみのあるところに喜びを、もたらすものとしてください。尉められるよりは、尉めることを、理解されるよりは、理解することを、愛されるよりは、愛することを、私が求めますように」と聖フランチェスコの平和の祈りよりと
書かれていた。彼とは既に20年経過しており、スケッチで子供の姿が描いてあるのが子供さんかな?と想像する。今日会っても二度と会わない人もいれば、会うことはなくても、常に確認しながら続く関係もある。正に縁と言うものであろう。彼が年賀状につづっている「聖フランチェスコ平和の祈り」の抜粋。素直な気持ちで、一人でも多くの方が実践すると素晴らしい社会になるだろう。
まず自ら実践だ。

2012年1月9日月曜日

今年もよろしくお願いいたします。「宝もの」

今日の大朝は曇り。2012年もスタート、気がつくと既に9日。今日は成人の日。地元、北広島町は昨日成人式が行われた。教育委員と言うことで、今年初めて出席させて頂いた。今年の該当者は193名、昨日出席者は148名参加されていた。平成3年、4年生まれの新成人。厳粛なうちに式は進行して行ったが、テレビで見るような光景など全くなく、今の大人と比べるわけではないが、実に頼もしい力を感じた。基調講演が有り「ふるさとの宝」と題して、芸北高原の自然館の白川さんが講演された。北広島の貴重な自然、大切な宝であると力説されていた。新成人はどう解釈するかであるが、故郷に愛着の無い人は一人も居ないと思いたい。今世界は大きく変化している。私ごときが世界と言うと、真実味が薄れるが今の日本一つとってもまず、色々と勃発する大自然災害、「大自然の警告」をしっかり受け止めなくてはいけないと思う。物質中心の社会から、精神性(こころ)の高い社会へ転換していかなければならないと思う。そう思わないと、犠牲者も浮かばれない。日本人のDNA、自然と生命を分かち合う一体感を取り戻す必要がある。悲しいかな、日本の歴史教育の関係か、知識は一流で全世界を国際人として渡っても、余りにも国家意識が希薄なことは実に気になって仕方ない。言葉は悪いが「根なし草」では誰も信用などしてくれない。日本はあれだけ高額な支援金を拠出しても、国際社会で軽く扱われるのはそう言う点が関係しているのでは無いだろうか。我社も今年設立30年目に入る。世の中の様変わりで、第二創業期ほどの時代対応を余儀なくされているが、社員には設立以来言ったことの無い、「どれだけ会社を好きになれるか会社と共存できるか「愛社精神」が強くないと今後生き残れない。」と力説している。昨日の基調講演の演題「ふるさとの宝」。私は一言で、そこで力強く生きて(生活して)いる「人」、人が宝であると答えたい。企業は人なり、会社も「人」が宝である。