2007年2月16日金曜日

管理監督者研修

「企業は人なり」会社以外でどの社会でも人が鍵を握っている。年末、又先週と管理者、監督者に分かれて人材育成研修を行った。世相と相反して、中小零細は今だ苦しい経営を強いられている。目先のコストダウン、トラブル処理、特急対応と絶えず繁忙感だけはある。「○○暇なし。」とはよく言ったものだ。
今回は「職場のコミュニケーション力向上研修」技法を学ぶのではなく「人間力」を少しでもつけてもらいたいその思いの研修を行った。メンタル面から自己分析、内観実習を含めCL(建設的な生き方)など等、先ず自分の行動を考え分析をした。私はおこがましい言い方だが社内教育とは自らの考えが整理整頓できれば良いと考えている。その気の無い人間に何十時間講義してもマイナスあってプラスは一つもないと思う。日頃、職場で責任者として課題山積で一生懸命頑張ってくれている人の光明になってもらえばそれで十分だと思う。居眠りする人間が一人も居ない、皆、問題意識を持ってくれているのだと思う。
後は職場で家庭で出来るところは実践してくれることを期待したい。

教育学者の森信三氏が「教育」とは、水面に文字を書くようなもの、それを岩壁に文字を掘り込むような心意気で望まなければならない。そういう意味の例えをされている。
小生、教育者ではないがひしひしとそのことを感じる。