2011年5月15日日曜日

堅忍不抜

今日の大朝は晴れ。新緑の色が映える良い季節である。さて、3月11日の東日本大震災から2ヶ月が経過した。事態は日を増すごとに大規模化し、大きな影響を国内外に及ぼしてきている。原発問題も重大さの規模が違うため、今後の時代に大きな影響を受けることは必死である。同調し、経済も大きく不気味に大変化を起こしている。各社、決算時期を迎え、新聞紙上では数字だけが一人走りし、各社増収増益。の記事が載っている。勘違いしてはならないのは、その内容である。グローバル企業は投資家優先での事業形態をとらざるを得ない。一番大切である「人」の存在は極めて薄い。強いて言えば「リストラ」の数合わせである。また、利益をもたらしているのは全て海外である。以上のことからして、今日本は正に窮地に立たされている。作家の曽野綾子さんが「地震が近年落ち込んでいると言われる日本の凋落に決定的な追い打ちをかけるか、それとも長い間の物心両面の沈滞を打破するきっかけに成るかと言うと、私は後者に望みを託したい。(中略)地震が眠りこけていた日本人の怠惰で甘やかされた精神を揺り起こさせてくれれば、多くの死者たちの霊も慰められるかと思うのである。」と雑誌に書かれておられる。生意気な事を言える立場ではないが私も眠っていた日本人のDNAが目覚めることを切望したい。歴史的にみても日本は国難に何度も襲われている。私たちの祖先、先人は堅忍不抜で、必死の覚悟で立ち向かい、繁栄の道へと導いておられる。日本人のDNA、被災地の人たちの姿にあらわれている。困難な状況の中で、他を思いやり助け合う姿には、多くの海外の方も感嘆と賞讃を与えている。
どんな時代であっても「希望」だけは持たないといけない。先輩各位からのメッセージである。
グローバル社会これも事実である。しかし、魂だけは輸出してもらいたくない。

追記
元気にしていますが、中々ブログ更新できていません。申し訳ありません。
5/17は弊社の29才の誕生日です。弊社も大変化の時代、大げさな言い方ですが第二創業の覚悟で時代対応をしております。しかし、「人が主役」この精神は変わることは有りません。5/17にEGRETTA(エグレッタ)-弊社、音響製品・AV周辺機器-のホームページと本社近くへ、ショールームを開設いたします。
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主要地方道「浜田八重可部線」を役場大朝支所の方向へ進んで頂ければ黒壁に10mの大きな白鷺が見えます。