2013年1月26日土曜日

無可無不可「かもなくふかもなし」

今日の大朝は雪、昨夕から雪が降り出し積雪10cm、それにしても今年は雪の量は少ない。しかし、寒さは厳しい。平成25年度、2013年スタートして早1ヶ月が経つ、確実に時を刻み時の進む速さに驚いてしまう。まさに「積小為大」を痛感する。我社も世の中の大きな変化に対応するために大きく変化を続けてきたが、今年はいよいよスタートの年となった。年末の総選挙において自民党政権に代わり、二度と失敗は繰り返さないと次々と国の再生策を打たれている。一に景気、二に景気と国民の期待も大である。特に印象に残っているのは安倍首相の就任挨拶や端々に我が党には「有能な人材がいる」と連呼されていた。余りにも前政権の幼稚さに呆れた国民には実に説得力があり、また、得心したい言葉として聞こえた。そう聞こえたのは私だけではないのではないでしょうか。他力本願の意味ではなく、年末年始の動きを見させていただき、暗中模索の視界が「視界良好」になりました。年始のあいさつで、迷うことなく事業運営に全力を尽くす。と全社員に誓いました。数多くの新年の互礼会でも異口同音、同じことを皆さん言われている。それと、本当に不思議なことであるが、昨年までは会の締めの挨拶は殆ど「一丁(本)締め」だったが、今年はどの会も全て「三本締め」、国民の意識は揃っていると感じる。必ずいい年にしていきたい。禅宗の言葉に「無可無不可」(かもなくふかもなく)と言う言葉がある。通常、その意味は「特に良くも悪くもない」時に使われているが、もともとは「あれは良い、これはダメだと自分の判断で決めつけず、何事にもまっさらな中道の状態で向き合うこと」を指している。「無可無不可」大切な言葉としてとらえ、その実践を積み重ねていきたい。今年もよろしくお願いいたします。