2013年8月1日木曜日

今からだ

第95回全国高校野球選手権広島大会、決勝で延長15回引き分け再試合、再試合の8回にドラマが起きた。瀬戸内高校が適時打で1点が入り、それが決勝点となった。我が新庄高校は惜しくも、念願の甲子園の切符を手にすることはできなかった。しかし、23イニング、エラーもなく、実に歴史に残る緊迫した好試合であった。「立派でした。」30日、疲れも見せず選手たちが学校へ帰ってきました。悔しさは心に秘め、「全力を出し尽くした。」と言う満足感すら伺える笑みを浮かべながらバスから降りてくる選手の姿がとても印象的であった。報告会で多くの出迎えの前で、校長、監督、主将と応援者支援者への感謝の気持ちを強調された。迫田監督が「選手ではありません。私の何かが足りなかった。」と言われた言葉は名将の深い思いのこもった言葉であった。
もちろん優勝を目指して成し遂げられなかったことは、自らの目的達成にはならなかったかもしれないが、異口同音皆さんが言われる好試合をした選手たちは、大きな大きな経験と言う宝を得たように思う。この経験を礎に2年生、1年生が必ず結果を残してくれるものと思う。大きな経験をした新庄高校の野球部の皆さんにこの言葉を送ります。「今からだ」そして、有難う。