2006年7月6日木曜日

経営はどのスタイル?

昨日、取引銀行主催の集いに参加させていただいた。頭取から業績報告があり、その後記念講演があった。銀行の業績も最高益を出され、景気上昇を感じる報告であった。しかし、取り巻く環境は変化し、又競争も激化しているという内容であった。業種は違っても経営は同じ状況である。
講演は神戸製鋼のラグビー部ゼネラルマネージャー平尾氏だった。スポーツでも野球とサッカー・ラグビーはまったく違う。野球は日本人にむいている。なぜなら、監督コーチの指示に適格に答える。サッカー・ラグビーはピッチに出れば選手主体しか無理、指示を出した時点で次の行動に移っている。など等。サッカーの日本代表監督ジーコ、色々新聞報道では色々と評論されていたが平尾さんのお話を聞き、自分自身の偏見にも気がついた。野球は監督コーチ同じユニホーム、サッカーは選手と監督は同じユニホームではない。ラグビーになれば場所も違うところにいる。しかし、監督の務めは重要だ。会社経営はどのスタイルが良いのだろうか?少し欲張りかもしれないが「状況、場面によって使い分け」が一番良いのではないかと思った。とても有意義な時間だった。

2006年7月3日月曜日

夏椿

毎月、月初め各工場の全体昼礼をしに巡回する。今朝は先ず石見工場へ入った。女性の社員が玄関に一輪挿しにかわいいつぼみのついた花を飾ってくれていた。「何の花」と問うと、会社の庭にある「夏椿」です。昨年は一輪しか咲かなかったが今年は沢山咲いてますよ。という。「沙羅双樹」とも言うらしいですと教えてくれた。とても白色が綺麗な花ですぐ落ちてしまうところが残念だ。
帰って調べてみると「沙羅双樹」と呼ばれているらしいが本来「沙羅双樹」はまったく別の亜熱帯樹のことらしい。なぜ間違われたのかは、昔、ある僧侶が、仏教にゆかりある沙羅双樹の樹は日本にもきっとあるはず、と山に入り色々探したところ夏椿を見て「これが沙羅双樹だ。」と思い込み、それを広めたため、との説があるらしい。
私たちは今年も異常気象だと思うが「夏椿」には最高のコンディションなんだろう。