2006年7月3日月曜日

夏椿

毎月、月初め各工場の全体昼礼をしに巡回する。今朝は先ず石見工場へ入った。女性の社員が玄関に一輪挿しにかわいいつぼみのついた花を飾ってくれていた。「何の花」と問うと、会社の庭にある「夏椿」です。昨年は一輪しか咲かなかったが今年は沢山咲いてますよ。という。「沙羅双樹」とも言うらしいですと教えてくれた。とても白色が綺麗な花ですぐ落ちてしまうところが残念だ。
帰って調べてみると「沙羅双樹」と呼ばれているらしいが本来「沙羅双樹」はまったく別の亜熱帯樹のことらしい。なぜ間違われたのかは、昔、ある僧侶が、仏教にゆかりある沙羅双樹の樹は日本にもきっとあるはず、と山に入り色々探したところ夏椿を見て「これが沙羅双樹だ。」と思い込み、それを広めたため、との説があるらしい。
私たちは今年も異常気象だと思うが「夏椿」には最高のコンディションなんだろう。