2010年8月18日水曜日

根さえしっかりしていれば

今日の大朝は晴れ、猛暑。盆休みも終わり、スタートを切ったがこの暑さは異常である。この盆連休、多くの人々が故郷へ帰り、それぞれの思い出を残されたことであろう。我家は昨年末他界した父の初盆で、法要や、お墓参りに来て頂く方々の対応をさせて頂いた。例年なら、地域の盆踊りの準備で我家の事はなかなかできなかったが今年はしっかり先祖・先人への思いを起こすことができた。時を同時にテレビ報道では存在しない老人の数、行方の分からない老人の数が発表されていたが、膨大な人数である。インタビューに答えた子供曰く「親とは20年以上ご無沙汰で知らない」等の発言が飛び交う。実際だろうが、このような報道こそ教育上、報道規制し放映すべきではないと思う。まさに現代の世相に現れている姿そのものである。話は急変するが、2年前に約200㎡庭に芝を貼った。はじめは簡単に思っていたが、生き物である大変管理が難しい。友人の芝のスペシャリストの指導を得ながら管理を進めているが、植え付けの段階で土壌をしっかり整備していなかったことが全て原因のようだ。今日のような天気になれば、すぐ赤くなったり枯れたようになる。上から目砂を入れ、根が張れるように今年度は何度も目砂を入れた。その関係で現在は大きく変化してきた。スポーツにしても勉強、いや仕事にしても基礎が大事なように、今の社会も「人間」が基本を取り戻し、人間として生き始めないと、少し変化があると対応できない事になる。全て「自然界のルール」のような気がしてならない。「何をいっとるか。世の中、金や。」と信じている方もおられるが、そういう人は行きつくとこまで行かないと分からないだろう。「人間が主役」新時代へのキーワードだと思う。相田みつをは(根さえしっかりしていれば、枝葉はどんなに揺れたっていいじゃないか、風に任せておけばいい) 自分も会社もそんなふうになりたいなぁ。
                             お知らせ
 「いのちと平和」 講演会
私も師と仰いでいる石川 洋先生の講演会と福山出身のオペラ歌手村上彩子さんのコンサートがある。
異質のお二人で有るが「平和」を接点に今回の開催になった。日時は下記のとおりです。
是非、参加してください。素晴らしい内容の話と感動を得られると思います。こうした時代だからこそ必見です。前売り券は2500円です。私の所へご連絡ください。nagata@oasa-elec.co.jp
                           記
日時 2010年9月20日(敬老の日) 13時30分~16時30分
場所 エソール広島 2階 多目的ホール

2010年8月13日金曜日

暑気払い

今日の大朝は晴れ、先程、一時間夕立があった。今日から17日までお盆休みである。昨晩、互助会主催のビアパーティーを8/1オープンした町内の「広島北ホテル」で開催した。会社も大きな転換期を迎えている中ではあるが、社員の中からも「このような時であるからこそやろう。」と言う声もあり開催した。70名が集まり盛大に行う事が出来た。現在は設備関係の出し入れもあり、一時帰休もあれば、出向者もあり、まちまちではあるが「全ての経験は身になる。今が一番大切な時期」とあいさつで言わせていただいた。「火事場の馬鹿力」ではないが、組織が危機化に置かれた時こそ一番力がでる時である。まさに、常に外を向いて顧客の信頼を得るべく、最大限の努力を傾けている時である。ところが、順調の時は、慣れも加わり、内面を向き始め、自我が出始め、顧客が遠のき守りの力が回転し始める、そうなると破たんが速い。そんなものではないかと思う。今が一番会社として充実している時かもしれない。
今まで無かった業務で「営業、技術開発」が必数になった。ワークシェアリングはもちろんであるが、新規補強も必要になっている。実に難しい。一般に景気は上向きと報道しているが、リーマンショックの影響での離職者はそのまま休職中である。沢山の中から選べる事は事実である。高学歴、高職歴の方も沢山おられる。確かに人材としてのレベルは高いが、問題は何か?「現在は歴史の転換期であることの自覚をしているか。」そして「歴史の転換期、それは人々がそれぞれ生きる覚悟を決める時である。」この自覚が無い人間を採用しても、まず力は発揮できないだろうと確信している。昨夜も、ある社員が「社長が飛び回り体が心配だ、現実は困るがこのような時は給与も下げても良いのではないか、僕に何か出来る事はないか。」と真剣に話をしてくれた。そこまで心配をかけて申し訳ない。その思いを仕事に出してほしい。今はトップとして私にしかできない事を全力で行っているだけである。方針決定したら今の気持ちを糧に頑張ってほしいと気持ちを伝えた。
心のスイッチをON.・・・・ポイントであろう。完全に時代は変わっている。まさに生きる覚悟を決める時である。