2010年8月13日金曜日

暑気払い

今日の大朝は晴れ、先程、一時間夕立があった。今日から17日までお盆休みである。昨晩、互助会主催のビアパーティーを8/1オープンした町内の「広島北ホテル」で開催した。会社も大きな転換期を迎えている中ではあるが、社員の中からも「このような時であるからこそやろう。」と言う声もあり開催した。70名が集まり盛大に行う事が出来た。現在は設備関係の出し入れもあり、一時帰休もあれば、出向者もあり、まちまちではあるが「全ての経験は身になる。今が一番大切な時期」とあいさつで言わせていただいた。「火事場の馬鹿力」ではないが、組織が危機化に置かれた時こそ一番力がでる時である。まさに、常に外を向いて顧客の信頼を得るべく、最大限の努力を傾けている時である。ところが、順調の時は、慣れも加わり、内面を向き始め、自我が出始め、顧客が遠のき守りの力が回転し始める、そうなると破たんが速い。そんなものではないかと思う。今が一番会社として充実している時かもしれない。
今まで無かった業務で「営業、技術開発」が必数になった。ワークシェアリングはもちろんであるが、新規補強も必要になっている。実に難しい。一般に景気は上向きと報道しているが、リーマンショックの影響での離職者はそのまま休職中である。沢山の中から選べる事は事実である。高学歴、高職歴の方も沢山おられる。確かに人材としてのレベルは高いが、問題は何か?「現在は歴史の転換期であることの自覚をしているか。」そして「歴史の転換期、それは人々がそれぞれ生きる覚悟を決める時である。」この自覚が無い人間を採用しても、まず力は発揮できないだろうと確信している。昨夜も、ある社員が「社長が飛び回り体が心配だ、現実は困るがこのような時は給与も下げても良いのではないか、僕に何か出来る事はないか。」と真剣に話をしてくれた。そこまで心配をかけて申し訳ない。その思いを仕事に出してほしい。今はトップとして私にしかできない事を全力で行っているだけである。方針決定したら今の気持ちを糧に頑張ってほしいと気持ちを伝えた。
心のスイッチをON.・・・・ポイントであろう。完全に時代は変わっている。まさに生きる覚悟を決める時である。