2010年6月5日土曜日

七転八倒

メジャーリーグで完全試合の投手が一塁塁審の誤審で達成されなかった。しかし、その投手は「完全な人間はいない」と塁審に対し戒める事はなかった。・・・・・このニュースをみて、自分だったらどうするだろうか。とまず最初に考えた。それと同時に師と仰ぐ方から以前、「許す心」を忘れてはいかんぞ。言われた事も思い出した。
中国のお坊さんの話で、人生は転びっぱなし、倒れっぱなし。つまり失敗の連続。それが真実の道だ。人間は努力している限り、これでいい、これで満点、なんてことはありません。いつでも未完成、不完全です。と言われている。
「人間だもの」・・・偉大な心を持っている大投手は全世界に大きな感動を与えてくれた。

相田みつをの詩である。
七転八倒、つまづいたり転んだりするほうが、自然なんだな、にんげんだもの。