2010年6月15日火曜日

違和感

今日の大朝は雨。一日よく降った。先週末から来客や出張が続き、また今月もブログの更新が滞っている。いやいや、今、会社も大きな時代対応を行っているため心の余裕がない事が大きな要因かもしれない。人間は万能であるが、変化は苦手である。しかし、改めて人の重要性や人間力を感じ、人間主体の世の中に早く戻らないと。と、危機感が募る。世の中は大きく変貌を続けている。日本の立ち位置も、国民の大半がイメージしているようなものではなく、国際社会の中でかなり急降下している。既に大手企業は市場と低賃金を求め、海外に拠点をシフトしている。極端な話、中小零細企業だけが日本に取り残された形になっているのは事実である。しかし、それに気が付いている人が少ない。
経済産業省で「今後、日本は、何で稼ぎ、雇用して行くのか」を検討する部会を設置し、既に会議を重ねておられる。表面には出ないが、危機的なところに来ている事は国の中枢は熟知しているということである。特に地方は幾らバラマキ予算をしてもらっても何もならない、やはり雇用を創出、維持してこの継続が図れない限り、生活ができないのである。人が主役である事は事実である。今このようなとき、人間として大切な物を再認識し、人を大切にしていかなくてはならないと思う。弊社も仕事の海外シフトで大変な時期に来ている。迷いに迷ったが、賞与とはいかないが本日、寸志を分配させてもらった。自らが考え、悩み「人が中心の世の中」に他力ではなく、各人も真剣に取り組まなくてはならないと思う。

追記
昨日、54歳の誕生日であった。意外な人からおめでとうと、メールが来た。童心に帰り、喜びはするが、はや、各処が衰え始めている。先日、遂に「老眼」を買った。ヨンさんのお店に連れて行ってもらい購入した。社員も不思議そうに見るし、違和感があり、どうもなじめない。しかし、「今後ずっと付き合っていくのだろう。」そう考えると、メガネをかけている時間が長くなったような気がする。