2010年7月31日土曜日

貴重な体験。

今日の大朝は曇り、先日28日、友人に頼まれライオンズクラブのYEで来日しているフィンランドのヤン君と一日過ごすことになった。まず、フィンランドはどの辺にあるのかもわからず、地球儀を取り出し調べてみる。言葉もフィンランド語。日本語も少しできるが、英語が得意のようである。急な話であるし、事前準備もできずまた、北欧などの知識は全くない。全て珍道中の一日であったが、公民館や中学校へも行き片言の日本語と英語で何とか役割を果たすことができた。話を聞くにつれ、国の教育の違いに関心をもった。日本の詰め込み方式ではなく、自らが考える学習に力を入れられているようだ。その関係もあるのか18歳にすれば実にしっかりした考え方を持っているように感じた。どうも、飛び級で高校を卒業しているようで、今後は徴兵制があるため入隊し、その後は大学へ行き、地理の勉強をしたいという目標を持っていた。今回の来日も、自らがフィンランドのライオンズクラブキャビネットへ電話し、応募したと言う事である。実に日本の小学校からスタートして連続で大学まで卒業するスタイルとは大きく違う。細かな事は、文化も習慣も分からないので判断できないし、言葉の問題もありしっかりしたコミュニケーションもとれていないが、「教育の重要性」は感じる。弊社も現在苦肉の策で「社員教育」に力を入れているが、この事が決して間違いで無かったと言う事は、現実でしか現れないが間違っていないことを信じたい。とても貴重な体験をした一日でした。