2010年7月16日金曜日

反省

今日の東京は快晴。出張中である。大雨洪水警報の真っ最中、高速道路も閉鎖、一般道も決壊の中、ナビを頼りに広島空港へたどり着いた。冷静に考えると、恐ろしい場面の連続で無謀を反省している。
タイトルの「反省」はその事ではなく、7月になりブログを数回更新したがエントリーされてない事に気がついた。確認もしなく、その気になっていた。従業員へは「確認しよう」と指導しながら、自らへの過信か、冷静さを失っているかどちらかである。今回は品川・大崎のホテルに滞在しているが、近くに建っている石碑に目がとまった。近代硝子工場発祥の地である事の説明がなされてある。明治六年、英国製の最新設備を導入し外人の指導で建ちあげたが、経営困難になり、明治9年政府が買い上げ、官営品川硝子製作所として再開した。再び、明治17年には民営になった。また経営難になり明治26年に解散したとある。しかし現在の基礎を築いた貢献や発祥の地である証として、建立されたものである。
正に新しいものを始める難しさを改めて痛感する。広大な土地を提供された人、技術指導された指導者、携わっていた人の感謝がつづられており。暖かいものを感じる記念碑である。当たり前、当たり前の時代で、不平不満ばかり、感謝等感じられない世の中、もう一度身の周りから、一つ一つ見つめ直すことの必要性を感じた。