2010年5月11日火曜日

大切なこと

今日の大朝は小雨、新緑も濃くなり、勢いを体感する季節になった。しかし、肌寒い。この連休は、穏やかな日に恵まれ、それぞれ目的が達成できたことだろう。我家も連休最後の日、孫たちが中心の「こどもの日バーベキュー」をした。我家の白内障の老犬マックもこの時ばかりと、存在感をアピール。すまし顔でまるで子供たちが見えているみたいに眺めていた。弊社も28期に入り早2ヶ月、大きな方向転換の時を迎えている。時代背景上仕方ない事であるが、政治経済共々、混乱を極めいてることは間違いない。
ふと、先日の孫たちの動きや、愛犬の行動などを見ながら、私たち大人が忘れかけている物があるような気がしてならない。これだと明言はできないが、原点とでも言おうか、大切なもの…。
「外国(とつくに)の風招きつつ国柱(くにばしら)太しくあれと守り給ひき」美智子妃殿下の御歌である。
明治の草創期、押し寄せる外国の文化に日本の国柄を失いかける危機があったらしい。その時に明治天皇は「教育勅語」を発布し、日本人が護持すべき精神的基盤を明示し、危機を救ったということだ。
その事を歌われたものだと言う。時代は違うが、なぜか心に残る。正に大小問わず、あらゆる場面でその歌が当てはまるような気がする。