2010年5月19日水曜日

この先はどうなる。

今日の大朝は雨、一日中降り続いた。先日、東京の友人から参考までに、とメールが届いた。添付資料を見てみると、今年の2月、経済産業省から出ている「日本の産業を巡る現状と課題」と題した、50ページの資料であった。冒頭に「産業競争力部会の設置」とある。今日の日本の産業の行き詰まりや深刻さを踏まえ、「今後、日本は、何で稼ぎ、雇用して行くのか」を検討していく部会である。正に弊社も直面している課題で、ページをくって行った。田舎企業ではあるが、現在の情報化時代、ある程度は端くれでも現役で経営している者として、日本の立ち位置を理解していると自負してたが、一ページ、一ページ衝撃的な統計が出ている。このままで行くとは思わないが、再起不能状態に来ているのは事実である。いや、新たな時代に変革しない限り既に進んで行かないところまで来ている。弊社は既に影響を受け正にその時点にいるが、大企業は既に拠点を中国を中心とした市場に生産拠点を移している。ドメスティック企業(中小企業)だけ取り残されてしまった形になっている。近々、仕事がなくなる事は明白である。更に今まで、生き抜くため、中小企業は血のにじむ努力でここまで来ている。一人当たりの付加価値も大手企業と余りにも極端にかい離している。この先はどうなるのか。・・いくら考えても結論が出ない。2010年は歴史に刻まれる年になる事は確実だろう。最後に愚痴を言いたい。・・国会の先生方、現実を直視してください。今やらなくてはいけない事があるでしょう。

追記
統計が主ですが、関心のある方は資料を送信します。連絡ください。同じ気持ちになるはずです。