2010年5月2日日曜日

おかげさん

今朝の大朝は快晴。朝は少し肌寒いが一日良い天気のようだ。丁度一週間になるが、体調不良でしんどい一週間であった。何とか仕事は続けられたが、後は気力なし。丁度一週間前、25日、国体記念のおおあさソフトバレー交流会が行われ、50チーム300人の選手に参加してもらい盛大に大会を行う事ができた。この大会恒例の前夜祭にも100名を超える参加者で正に一大イベントである。大会当日、朝起きると声がでなくなっていた。風邪である事は確かだが、「声が出ない」。慌てて、のど飴や色々と対応しても効き目なし。開会式の挨拶だけは、聞き辛さはあっただろうが何とかクリア。その後時間がたつにつれ、全く声が出なくなり、途中帰らせてもらった。その後、丸一週間、昨日まで仕事こそ、通常に続けたのではあるが、体がしんどく、風邪の症状が回復しなかった。28日から30日までは東京出張であったが、移動の電車で休んでは何とか仕事になった。と言う事で、前口上が長くなりましたが、ブログの更新が止まっていました。申し訳ありません。直接は言いにくいのだと思いますが、間接的にブログが止まっているが出張中とか。拝見しています。とか言葉をいただいているようです。有り難いことです。
出張中、何とか元気を出さないといけないと、宿は新橋ですが、東京駅から歩いて帰る事にした。ふと目に付いたポスター「おかげさん」と書いてある。心にスッと気持ちよく入ってきた。相田みつを美術館で開催と書いてあるので寄ってみることにした。仕事面では心身ともにくたくたになる。私のみならず何れも一緒だと思う。それぞれの言葉を見ながら、「反省反省」の連続である。「おかげさん」・・。役者冥利に尽きる。よく聞く言葉ですが、身に余る恩恵を受けて感謝する意味です。冥利の「冥」は暗いという意味です。
暗いから目に見えない。自分のわからないところで受けている恩恵とでも言うのでしょうか。
その事を「おかげさま」と言うんです。おかげのかげは暗い陰の事です。自分では見えないから陰なんです。私たちが今ここに生きている、いや生かされているためには、自分の気のつかないところでどの位、冥利を受けているのか分かりません。何もかもが「おかげさん」です。お表さまとは言いませんよね。
「おかげさん」の書の前で、釘つけになり、その間、色々な思いが走馬灯のようによぎった。
ふと引き込まれた相田みつを美術館。何か自らの整理整頓ができた。「人間が主役」決して判断は誤っていないと確信した。