2010年12月27日月曜日

半斤9両?

今日の大朝は雪、先週後半から寒波が到来していたが、昨日から積もりだした。地域によって積雪は違うが、50cm位降っているような気がする。しかし、除雪体制が整っているため、大きな支障なしに社員は出勤してきている。先週末は急遽、台中へ出張した。と言うのも、日本は年末であるが、海外は違う。と言うことは、私たちは正月休みで休んでいても海外は動いているということである。反対に中国・台湾は2/2旧正月に入ると完全に動きが止まってしまう。その事を考慮して、生産計画を逆算するとこの時期しかないということで年末出張になった。冬と言っても亜熱帯の台湾は24度あり、汗ばむようであった。
台北、台中と数社工場を訪問したが、IT化は勿論、工場の5Sも徹底しており、フル操業状態である。ひと昔前の日本の姿そのものである。世の中の変化を改めて痛感した。「今後日本は何で稼ぎ、雇用の場を設けて行くのか。」重くのしかかってくる課題である。今回は急遽の訪台で有ったが、友人も時間をとってくれ、いつもの「半斤九両」で食事をした。観光客が行く店でなく地元客ばかりの店であるがあえてリクエストをして訪問した。面白い名前であるが、1斤=16両、半斤=8両であるが、この店は9両、すなわちサービスしますという意味である。何時も活気があり、地力を頂いた気がした。
しかし、この温度差は実に体にこたえる。