2012年10月18日木曜日

人の縁こそ宝

昨日から京都にいます。北広島町商工会工業部会の研修で京都府総合見本市会館で開催されているビジネスフェア2012の見学、京セラ本社、航空機部品の寺内製作所見学と実に内容の濃い研修になった。総勢19名で研修に望んだ。毎年続けている研修であるが、今年は、この不景気の中、京都企業は「何処かが違う」それを学ぼうと言うのが大きな目的である。参加した会員企業の方々も大きく得るものがあったように思う。各社共通しているのは、人を大切にしている、教育熱心、考え方の統一、全て同じ内容のようであるが京都企業は取り組む形こそ違うが、共通している。京セラの稲盛名誉会長の経営哲学が浸透している事も関係しているのかもしれない。しかし、百年以上の会社が多くあると言う事は京都そのもののDNAもあると思う。継続は力なりとはよく言ったもので、会社の年数がその会社の力であるといっても過言ではない。研修後の懇親会は東山の「左阿彌」一見客では入れない高級京料理で京舞と伏見の美酒で昼間の緊張をほぐさせて頂いた。今回のこの研修のコーディネート頂いたのは地元、異業種交流会「21世紀クラブ」会長の石田勝士さんだ。私も21世紀クラブの会員と言うこともあるのだが、石田さんとは10年以上のご縁をいただいている。縁の深さと不思議さを改めて痛感する。この研修も石田さん無くしては実現できなかった。この事を考えても「人の縁こそ宝」だと思う。