2008年2月21日木曜日

深刻な問題

大朝の今朝の温度-6度、快晴、しかし、寒い冷凍庫の中に入っているような毎日である。しかし、着実に春の訪れは感じられる。昨晩も夜遅くまで深刻な会議が続いた。それは、門徒総代会だ。月谷山 円泉寺385年の歴史の有る寺では有るが10年前坊守さんが他界され、途絶えてしまった。その後は代務住職さんに頼り、年2回の法要をするのがやっとのことで今日まで来ている。しかし、庫裏を改装したり現在は何とか保っている。今回、15年に1回の法要が当番で回ってくる。しかし、大きな大会である、門徒の高齢化とスタッフの人員数確保のめどが付かず。開催できない状態だ。長い歴史の中、まだまだ世の中も荒んでいた時もあったろうが「心、精神の支え」として門徒が支えてきたのは事実である。
寺は有るが中身がない。(住職不在)いくら会議をしても前向きな話しが出ないのはやはり、お寺(建物)ではなく「人に頼り又人に投資」これで今まで継続してきたのだと若輩者ながら感じる。
避けては通れない話である。全国の多くのお寺が同じ境遇で悩んでいるとも聞いているが、何か良いご縁がないかと努力しないといけない。住めば都かもしれないが良い環境である為、必ず誰かお寺に入っていただけると信じ模索を続けたい。