2008年3月6日木曜日

6S3T

今朝の大朝は-2度、天候は晴れ春の訪れを感じる。田んぼや山には残雪は有るが日に日に量が減る。今年度の経営方針の中の一つに「工場美化の推進」を掲げている。工場内の定期清掃は通常行っているがそれとは別に今年度から毎月初日、全社員で工場美化の時間を20分とっている。工場の周辺も含め自分たちの働いているところを「気持ちよく、清潔にする」意識付けが目的である。もうひとつは6S3T「整理、整頓、清潔、清掃、躾、習慣」の6Sと「定位置、定品、定量」3Tの徹底を実践をしている。しかし、このことは社員一人一人が得心し実践しない限りまったく意味のないことである。例えばゴミ箱を置くエリアを作っていてもその枠からはみ出していては反対に枠を作らないほうが良い事になる。当たり前のことであるが実施してみるとこのようなことが散発する。これが実態である為、粘り強く続けていくことに意味が有る。「製品の品質」にも必ず良い結果につながると確信する。
昨日もお客様の定期工場監査があった。「前回お伺いしたときより変わりましたね。」第一声であった。
目新しいものはないが6S3Tの違いと、実施しているのは人間である為、当然動きも変わってくる。会社である以上結果でしか評価されないがこの積み重ねこそとても重要であるということを確信した。