2010年3月13日土曜日

感謝

今日の大朝は晴れ。暖かい日だ。なごり大雪もまだ残っているが春を感じる。先日、中国新聞に地元北広島町立大塚小学校休校に伴う新聞記事に私が載っていたと、多くの級友や知り合いから連絡をいただく、十数年前、私がPTA会長の時、学校存続運動で地域一丸で臨んだ時の印象があまりにも強く残っているらしく、今回も広島市内のPTAからもその当時のお話を聞かせてくださいと連絡がある。私はたまたま、その当時PTA会長をしていただけで、地域力で動いただけなので生意気にご指導などできる人間ではない。しかし、「うれしい」何十年も会っていない人から記事見たよ。と連絡があり、何時も会っているような話題で話ができる。このような友達や理解者で私は存在しているのだと改めて感じる。
学校統合は地域により色々と違う。しっかり議論し、進む選択をするべきだと思う。教育の必要性は人間死ぬまで必要である。私の尊敬している国民教育の師父、森信三先生は「教育の根幹である人間形成は、学校にあまり多くを期待できないこと。我が子を人間としての軌道に乗せる八割以上の責任は、結局産んだ者の責任として親自身で背負うほかない」と説かれている。また、家庭は「心の安息所」であると同時に「人間形成の道場」であると喝破されている。家庭において人間としての土台をしっかりと築いていなければ、その上にいくら学力を積んでも、それが花開くことはありません。政治経済の混迷は深まり我が国の行くへを憂慮する声が高まっている。しかし、政治も経済も、その基盤となる教育を立て直さなければ解決できないのではないかとも感じることがある。私が偉そうにボヤいてもはじまらない話だが、家庭を見直すことは私のみならず誰でもできるのではないだろうか。・・皆さんどうお考えですか。
学校の再編も大きな問題かもしれませんが、前述からすれば優先順序としてまず「家庭」の確立のような気がします。
「家庭教育の心得21」知致出版社 定価1,365円
今回、40年来、森信三先生に師事されていた、寺田一清氏により復刻版が出版されました。