2009年1月8日木曜日

企業行動基準

今朝の大朝は霧が出ている。天気は晴れ。温度-2度。昨日、北広島町役場に家宅捜査が入ったという報道が流れ、職員が水道工事に関係した収賄容疑で逮捕された。コメントは避けるが残念な事である。ここまでくるまでに本当に分からなかったのだろうかと疑問を感じる。起きうる環境と雰囲気で有ることは事実であろう。丁度昨日、市会議員をしている友人と電話で話した折、「まぁ、感覚がまったく違うよ。」と開口一番。昨年まで民間企業で働いていたので違いに驚いていた。職員の批判をするつもりはないが、一般との感覚の違いが有るのは事実である。
弊社もこんな田舎の企業ではあるが昨年、コンプライアンスの必要性を感じ「企業行動基準」を制定し、なぜ必要か、なぜ守らなくてはいけないのか。と私の口から社員に説明をし、全社員に得心してもらった。しかし、それで解決するわけではない。今回の事件もそうであるが個々の人間として、社会人としての「自覚」がなかったら、いくら監視を強化しても防げるものではない。監視や疑いが強くなると反対に信頼関係を希薄にするだけである。反対に日本人の原点である「助け合いの精神」の必要性を感じる。
今回の事も「役場の事」で済まさないで会社においても地域においてもこのような残念な事が二度と起きないようにしていかなくてはならないと思う。何が「本」で、何が「末」で、と常に自らの良心に鑑み、本末転倒なき様にしていきたい。年明け早々暗い話ばかり・・・・。