2006年8月11日金曜日

責任主体の必要性

「ええの、決められたように物を作ればええんじゃけぇ。」他業種の人からよく言われる。反論して、何でもお金を頂く仕事は(プロ)単純なものではありませんよ。と答える。製造業はどうも簡単に見えるらしい。
今月に入ってトラブル続き、お客様に多大にご迷惑をおかけしている。しかし、原因を追究することは労費もいるしとても難しいことだ。しかし、発生の原因は実に単純で明確なことである。この繰り返しを何十年と繰り返していることはとても恥ずかしいことだが、個々、班、課、部と小さい単位での責任主体が明確であれば大半は防止できることが多い。これは会社のことだけでは無い。先日のプールの件も全て同じことが言われるのではないだろうか。責任主体を明確にせず、ルール、マニュアル化だけが先行する。
今の世の中、「責任を取りたくない。責任のあることはしたくない。」この風潮が大であるがこのままで本当に良いのだろうかと真剣に思う。・・・ボヤイテモ仕方ない。先ずわが会社をリセットしなくては。