2009年8月24日月曜日

大切な時

今日の大朝は晴れ、朝の気温20度。朝晩すっかり過ごしやすくなった。
さて、世界同時の大不況の中、日本は30日の投票日に向け、激しい選挙戦が繰り広げられている。
与野党逆転、色々な報道が流れている。昨日も地域の集まりの中でもやはりこの話題で盛り上がる。
何はともあれ、「国民の民意である」その結果に従うしかないが、真剣な判断で一人ひとりが投票してほしいものである。企業を取り巻く環境も刻一刻と厳しさを増してくる。何度も同じことを繰り返すが、今回の変化はスケールが違う。「世直し」と言う、言葉だけは繰り返されているが実際に経験したことのない途轍もない大きな変化が起きている。政局の安定を願いながら、企業運営も大きな組織で動いている。正に「決断の時である。」企業もその決断でどのようにでも変化する。その最終決断をするのは社長である。同じ社長でも「身銭で経営しているオーナー経営者」もいれば、結果のみの「アメリカ方式の経営者」まだまだ色々な立場で経営されている方がおられる。今までは大手上場企業、零細企業で価値、評価がきまり、学歴資本主義だけで今日まで来たが、これからは本当に難しくなるのではないかと危惧することがしばしばある。しかし、解決策もなく、悶々と日々を送っていたが本を捲っていたら、次のような言葉に出会った。教育者:森信三先生が「お金の苦労を知らない人は、その人柄がいかに良くても、どこか喰い足らぬところが有る。人の苦しみの察しがつかぬからである。」また、こんな言葉も浮かんできた「行って余力あらば以て文を学ぶ」つまり、学問が人生の第一義ではなく、生きることが第一義である。と言う意味である。
色々な立場で考えてみたいものである。・・・なるようにしかならないのではあるが、出来うるならば「政治も・経営も空白だけは避けるべきだと願うばかりである。」