2009年3月16日月曜日

誤った引用。

今日の大朝は晴れ。気温も上がり、すっかり春を感じる。しかし、黄砂と花粉はMAXのようで山は霞み、鼻はずるずる状態だ。昨日の日曜日、とてもいい天気だった。夕方、家内と嫁と孫とで買い物に行った。
買い物中は私が孫の守、抱いて店内を回っていると、女性の方が寄ってこられ、「可愛いね。何ヶ月ですか。」と問われた。7ヵ月になります。と答えたら、「可愛いでしょう。」と言って去られた。「あの~。」言葉には出さなかったが、あの人は絶対に私を父親だと思って話しかけておられた。「孫なんですよ。」その言葉が言いたかったがすぐ、「分かってますよ」と言われると又話が複雑になってくる。「まぁいいか。」と思っていた。夜のこと、どうも家内もその光景を見ていたらしく「歳をとったお父さんだ思ったろうね。」と唐突に言った。「孫です。」と返せんかったよ。と談笑になった。日本人でも先程のような言葉以外で「発音、雰囲気」で迷う事が有る。言葉の引用でも記憶に残っていることが有る。随分前の事であるが結婚式の挨拶でそれも主賓挨拶での事。「一姫二太郎」の表現をされた。「女の子と男の子が二人いれば理想の家庭です。」その内容で「一姫二太郎」を使われた。私は何も気にもせず聞いていた。乾杯が終わり、段々縁が盛り上がったとき同席の人が「先程の挨拶の中、言葉の引用が違っていましたね。」と小さな声で言われた。はぁ、気がつきませんでした。何がですかと尋ねると、「一姫二太郎」は第一子は女の方が育てやすく楽なので一姫、次に後継ぎの男がいるので二太郎。と言うのですよ。と教えて下さった。その時は、お酒も入り、「どっちでもええじゃん」と思ったが、「なるほど」と改めて思った。私も間違った意味にとらえていました。主賓で話す機会も多いが「誰も真剣に聞いてはいない。」と思っていたが身の引き締まる思いをした。常日頃、意思確認も曖昧に済ませたり、言葉の引用もいい加減な使い方をしていると改めて感じ、赤面するようなことも随分しているだろうと思う。その後はお話をするときは「わかりやすく、短く」を心がけている。しかし、勉強は必要ですね。