2009年5月8日金曜日

有縁

今朝の大朝は晴れ、気温16度、夜明けとともに小鳥の囀りで目が覚めた朝5時過ぎである。外に出てみると、スズメ、燕が実に澄み切った声で囀りながら、飛び回っている。良い季節になり、鳥たちも嬉しいのであろう。30分散歩してみると、鳥たちだけではない庭の草花も同じように一斉に芽吹き、特にシャクナゲの花はとても綺麗な花をつけていた。早起きは良いことが有る。
さて、昨日転任の挨拶状が二通届いていた。一通は取引会社でお世話になっていた方がアメリカから帰国したという知らせであった。日本を代表する大手企業の研究者である。10年前に3年程度、親しくさせて頂きいた。しかし、それからずっと気にかけて頂いている。もったいないことである。もう一通は3月まで地元の小学校におられた校長先生からだった。同じ年齢で有ったという事もあり、これまた親しくさせていただいていた。まだまだ色々と交流したかったのであるが校長と言う重職となれば自由が利くようで中々拘束され、十分に時間がとれなかった。異動はつきものであるが今年度は信頼していた小学校、中学校の校長先生共に異動になり寂しい限りである。しかし、実に不思議なものであるとつくづく感じる。
人との出会いは沢山あるが「縁」が有る、無いがはっきり分かるような気がする。台湾では「有縁」と呼ぶようであるが、この縁は宝として大切にして行きたいと考えている。
今日は朝日もしっかり浴び、散歩もし良いスタートだ。この難局をどうにか打破するよう頑張りたい。

「菜根譚」の中で次のようなアドバイスを見出す事が出来た。
「長い間うずくまって力をたくわえていた鳥は、いったん飛び立てば、必ず高く舞い上がる。他に先がけて開いた花は、散るのもまた早い」特に不遇の時には、じっくりと実力を養いながら、次のチャンスを待ちたい。・・・・大切なアドバイスのような気がする。