2009年5月13日水曜日

自由と責任

今日の大朝は晴れ。昨日までの気温とは違い肌寒さを感じる。今朝の新聞に大きく地元銀行の行員が逮捕の記事が載っている。内容を見ると想像を絶する。「考えられない。」先程まで会議をしていたが、その一人の方が逮捕された行員と仕事をし、よく知っているとの事、「とても考えられない。」と言っておられた。事実関係はよく分からないが「何がどうなって」いるのだろうか。この不況と言い、この件を含む色々な事件事故、全て究極は「人」が引き起こしたこと。今、不況だと感じている国々は全て飽食で有る。自由なのである。しかし、自由で有る事は問題ないが両輪の如く、「責任」(人として社会人として)は必ず無くてはならないものである。日本の中も欧米の如く、マニュアル化が当たり前になり、社内統制、遵法性と決めごとだけは徹底しているが、事件事故が再発する度、どんどん厳しくなる。厳しくすればするほど「人間性」が失われていくことにとても危機感がつのる。自由と責任=自治、自由な世の中なので何をしても良い。これでは野生の大国である。人間としての自覚が必要な気がしてならない。
一人ひとりもう一度身近で考えてみる必要が有るのではないだろうか。悪いことをすれば「お天道さんがみている。」子供の頃、いつも親から言われていた。自戒の必要性を感じる。
「人間性復活」がない限り、景気回復は望めない気がしてならない。(ひとりごと)