2009年9月15日火曜日

人生は習慣の織物

今日の大朝は晴れ。天候も日替わりメニューのようだ。刻一刻と根底から大きな物が動いていることを痛切に感じる。「人間は万能な生物」である。しかし、変化には反応する。今朝、会社でも伝達したのであるが、昨年末のリーマンショック以来、既に大きな変化が有り、更に大きく動き続けている。いかなる社会になっても主役は「人間」だと私は確信する。しかし、世の中のシステムはその人間を人間として扱わず、、システムで人間を動かす仕組みがどんどん進んでいる。仕方ないと言えばそこで終わるが、「志気の低下」「自覚のなさ」「利己主義」で決めごとを守らなかったり、平気で嘘をついたりする人間がいるからこそ、人間が仕組みに使われるようになってきている。正に、自業自得。しかし、どうすればいいのか。
人の営みの中では仕方ないことではあろうが、先人は「この暗黒を嘆くのではなく、一燈を点けよう」
と気がついた多くの方々が一人一燈、萬人萬燈と真剣に随所での世直しの行をして頂き今日が有ると思う。生意気な事を言うようであるが、いつも家内から「こんな癖が有る」「こうしたらそうする」と悪い癖を注意されるが、注意されなければその小さな積み重ねが「習慣」になり、そうした人生を歩んで行くようになるのであろう。安岡正篤先生は「人生心條」の中に「良かならぬ習慣になれるべからず。人生は習慣の織物と心得るべし。」と言われている。昨日の日本の宝、鈴木イチロー選手の話を聞きながら、自問自答させていただきました。素晴らしいの一言です。活学として学ばせて頂きます。