2008年12月8日月曜日

早起き

(午前4時、スカルノ・ハッタ空港)
今朝の大朝は-5℃、今年一番の冷え込みだ。寒くなると朝は布団から抜け出すのがついつい遅れてしまう。日本でも地方ごとに習慣と言うものはあるが海外でも色々と習慣の違いに戸惑う事が有る。1例だがジャカルタに出張したとき驚いた事は朝の早いことだ。学校も7時30分からと聞いているが、全てに早起きで有る。「早起きは三文の徳」と言うようにいいことだと思うが、そうかと言い夜早く寝るという事でもないようである。私はどちらかと言うと朝に強い方なので問題なかったが、朝が苦手な方はやや問題が有る国であろう。会社勤めも朝五時半に家を出る。そのような感じである。今回、ジャカルタで色々とお世話をしてくれた元研修生のアチョ君、会社経営も立派に行っており成功をしている。私にとっても本当にうれしいことである。帰国する日にホテルからタクシーで空港まで行こうと手配していたら、午前三時半ホテル出発にもかかわらず、アチョ君家族、会社の幹部が空港まで送ると来てくれている。インドネシアは朝早いのは習慣とはいえ、恐縮した。空港に到着して私の姿が見えなくなるまで皆で送ってくれた。
アチョ夫婦、子供たちの温かい視線が忘れられない。本当にありがとう。

(ジャカルタ市内の状況)
ジャカルタは国際都市であり、車社会である。自転車はほとんど見かけないがバイク天国である。市内は驚くばかり、信号機が少ない。片道6車線も気が付いてみると10車線になっている。運転テクニックはとても必要な国である。朝夕は数限りなく多い警察官が大活躍している。通勤時間は車に3人以上乗っていないと罰金。取り締まりも厳しく行っている。バスははっきり言ってひどい状態である。乗り降りの扉がないのは当然、車掌役が体を乗り出しお金を集めたり、方向指示器の役など行っている。激しいクラクション音はあまり聞かず車が流れる。この国の人間性が表れているようでただただ感心した。
とにかく日本車が多い。車以外もこよなく日本製を崇拝してもらっている国である。