今朝の大朝は気温-1度、快晴である。いよいよ師走。昨日は朝一番から石見工場、江津工場と本社の順で全体の昼礼をして回った。今年は台風が来なかったせいか山が素晴らしい茶と緑の演出をしていた。太陽の光と影が絶妙に映り圧巻そのものである。さて、この金融を発端に起きている社会現象は底なし沼だ。弊社を取り巻く環境も急降下で底なし。昨日も「できることとできないこと」を明確に分け進んで行く、と言いつつもインパクトがない。しかし、ここがチャンスだという前向きな発想がないと次の動作に移れない。客先からは更に厳しい「品質要求」がくる。これも、特別な事ではなく、今までできていなかった部分でもある。不良防止の対応で「システム化」「手順書作成」「第三者確認」「識別管理」等など、このような事はどの会社もとっくに終了している。今発生しているトラブルは人間の内面「認識度合、危機感、志気」精神論の部分である。心、頭脳の基準書?・・・・そこまで言うか!内なる心と言うのは見えない物で、見えない心を見るための鏡となるのが「良心」で有り、私たちは生まれながらに「良心」と言う鏡を与えられているといわれます。中国の先人、孟子や王陽明はこれを「良知」と言っています。子供の名前にも使用されておりますがその願いを込められたのだと推測します。その内面のチャンネルをどのように切り換えるか、またその気持ちにさせるかが大きな鍵になっている。この不況も奥が深いが教育もまた奥が深い。