2008年12月26日金曜日

宝を輝かせる。

今朝の大朝は雪、積雪2㎝、気温0度。風が強いので体感温度はまだ寒く感じる。明日、今月2日目の一時帰休を入れるため本日で仕事納め。過去経験のない事である。昨晩、愛読している本を見ていると高村光太郎の素晴らしい詩に出会ったので紹介します。「みんな集まって本気で聞けよ/まづ第一に朝起きたら/あの高い天を見たまえ/お天気なら太陽/雨なら雲のいるところだ/あそこがみんなの命のもとだ/いつでもみんなを見てくれているお先祖様だ…/えらい人や名高い人にならうとは決してするな/もって生まれたものを深くさぐって強く引き出す人になるんだ/天から受けたものを天に報いる人になるんだ/それが自然とこの世の役に立つ」
人は皆、天から徳という宝をもって生まれてくる。その宝を大事に輝かせて行くところに、人間の値打ちが有る。と言うことだろう。多くの先人も同じことを言っておられる。いくらルール、システムを綿密にしても、この部分が軸とならなくては今の世の中のようになってしまう。一人ひとり、考えなくてはならないことだろう。一瞬一瞬を大切に、長い休暇を無駄にしないようにしたい。