2009年10月23日金曜日

権威とは

今日の大朝は晴れ、秋晴れの一日になりそうである。今週は出張が続き、ブログの更新ができませんでした。「どうしたん。」各方面から心配いただき恐縮をしております。ただ、バタバタしているだけで元気にしております。ブログを読んで頂き、古典が好きであると言う事で本の紹介を頂いたりしており有難うございます。さて、広島県知事選挙もスタートしていますが、どうも盛り上がりに欠けているように思えます。そう思うのは私だけでしょうか。それはそれとして、今の社会、何か「権威」のある方が全くいないような気がしてなりません。「権威の私物化」をされる方は大勢おられますが、目的達成のための「権威ある人」が必要ではないかと思う。昔、徳川家康は藤原惺窩(せいか)と言う偉い学者を師として「論語」の勉強をはじめた。ところが、講義を受けている時につい、居眠りをしてしまい、師である惺窩が怒り、こんな弟子は教えんと去って行ったという。この話は有名であるが、今の学校の先生も特に戦後、自ら「我らは労働者だ」といって権威を落としているように思う。難しい背景は有るのかも知れないし、全てがそうだと言っているわけではない。しかし、学校の先生だけの問題ではなく、会社でも色々な組織でも上に立つ者の本当の意味での「権威」が必要ではないかと思う。
偉そうなことを言える立場ではないが自らの小さな範囲で出来る限りの実践はして行きたい。さて、先日長崎に行く機会が有ったが造船所はとても忙しそうであった。車を運ぶ船も完成間近であった。聞くところによると6000台運べるらしい。昨年からのショックで既存の車載船は開店休業と聞いているが、本当に活躍する日が有るのだろうかと要らぬ心配をしてしまった。思わず・・・・パチリ。