2009年2月11日水曜日

子供達に夢を・・

今日の大朝は、晴れたり、風が吹いたり、雨が降ったり移り気な一日であった。2月9日、大朝地域青少年育成講演会として、広島大学 大学院生物圏 科学研究科准教授、長沼 毅先生をお招きし、講演会を開催した。地元大朝中学校の生徒さん約90名、保護者先生と110余名が集まった。長沼先生は自称「吟遊科学者」と言われていますが微生物学者です。先生との出会いは、今年の1月、長年続けている経営者仲間の「勉強会」に講師としておいで頂いた。北極・南極、深海6000mと地球規模で活躍されており、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演されておられる。お会いしたときは、南極から帰られて間がなかったため、南極の未知の話も随分して頂いた。年齢を忘れ「ロマンの世界に入っていた。」私だけなのかもしれないが、近年、このようなスケールの話を聞いたことがなく、とてもショックであった。ここで「お節介な、おっさんが思いついた。」大朝の青少年に是非、壮大なスケールの話を聞かせてやりたい。早速、長沼先生に事情を話すと、「OK」を頂いた。今月先生の唯一の空き時間、2/9にお願いする運びとなった。地域の青少年育成推進協議会のお世話もさせていただいており、講演会を開催したいと考えていた矢先のタイミングでもあった。正に「ご縁」である。子供達も大変喜んでくれ、きっと、将来の参考になった子供さんもいるのではないかと思う。講演後、町内で一人の中学生に「どうだった。」と聞くと「本当に面白かったよ。」と答えてくれた。これまたお節介ではあるが、私たち大人の役目はこれからを担う青少年に「大きな夢を語ったり、本物の醍醐味を体験させたりと。」無限の可能性を秘めた能力の「きっかけ作り」が一番大切ではないかと考えている。小さな事しかできませんが、これからも一つ一つ実践して行きたいと考えている。
最後に急な話にも対応して頂いた長沼教授、大朝中学校の校長先生を始め先生方、PTAのみなさん、協議会の事務局の方に厚くお礼を申し上げます。