2009年2月26日木曜日

本業に徹す。

今朝の大朝は晴れ、気温5度。毎朝、通勤時にすれ違う兄弟の小学生。日々、様子を変え通学している。積雪で顔しか見えない朝もあったが、今朝はジャンパーも着ていない。確実に春の訪れを感じる。今は町内どこへ行っても「大変だそうだね。」開口一番言われる。この大不況の影響の直撃を弊社が受けていることが話題になっているのだと思う。実際そうであるが、先日、政府系の金融機関が来社された折、「弊社がこの地域で一番ダメージを受けているのではないかと思う。」と尋ねると、いゃ、どこも一緒ですよ。まだまだ、影響の大きいところも沢山あります。と言う事である。 しかし、このままの状態では世の中大変な事になってしまう。過去の不況と違うところは、良い業種が少ないため、「本業を極める」しか方法がないという事である。と言う事は仕事量が減ると「我慢する」しか方法がないということにもつながる。であれば「苦しい実践で何かを掴め」と試練を受けていると前向きにとらえ一丸となり進んで行きたい。
先日、友人と山陰に行く機会が有った。三刀屋付近で「ここには美味しい鯖が有る。」と教えていただき、その店に行った「藤原鮮魚店」、お店の人に聞いてみると、やき鯖一筋50年、まさに本業に徹す。である。賞味してみるとこれまた美味である。焼き頃が極めて素晴らしい。業種は違っても、本物は評価されるという事であろう。昨晩、役場で会議が有り、同席の広島市立大学の曾根教授が「実行と評価」は両輪。という表現を使われた。私も同感である。良い言葉を頂いたと思う。藤原鮮魚の焼き鯖はまさにその実践で50年来ておられる。会社経営も勉強もスポーツもすべてに当てはまると思う。まず、今日も「実行と評価」を確実に行っていきたいと思う。