2009年6月17日水曜日

30年ぶりの再開。

今朝の大朝は晴れ。気温も上がり昨日同様いい天気た。昨日、「元○○建設にいた○○ですが」と一本の電話が有った。名前ですぐ分かった。電話口から懐かしい声が聞こえ、珍しく頭の中が即切り替わった。今から30年前、大朝に下水道が施工された時の大手ゼネコンの現場監督である。実は、数か月間、助手をつとめ測量や施工を教わった。今でもその時の「Level Book」は大切に持っている。現在は退職され、中堅建設会社の広島支店におられ、顧客のホームページのリンクから私の名前に出会い。懐かしのあまり電話を頂いたという事である。早速今朝、会社に訪ねてこられ、ひと時思い出話しに花が咲いた。まったく測量など異分野で有ったが、まさに、手とり足とり教えて頂き、浅知恵ではあるが何がしのものが身につき、後の建築士、管工事施工管理技士取得となった。その後はまったく違った現在の道に進んでしまったが、自分にとって大きな意味のある時であったことは事実である。昨日も大切にしていた30年前の「Level Book」を捲りながら、当時の新鮮でかつ未知の分野の不安、初心の気持ちを思い出した。いつもながら思う事であるが、「人の出会い」は偶然ではなく、必然であることの不思議さをまた実感することになった。「初心を忘れるな。思い出せ。」気付きを与えていただいたのかも知れない。