2010年1月8日金曜日

実力過信を戒めよ

今朝の大朝は晴れ。又昨晩、どっさり雪が降っている。30センチは降っているだろう。今朝も5時半から自宅の除雪、今年に入り昨晩が一番よく降っていた。通勤してくる従業員が「雪が降っているのは大朝だけですよ。」と褒めたたえる。これでいいのだ。これが当たり前、降る所はしっかり降ればいいと思うが、除雪は大変な重労働だ。さて、正月4日の日に悲しい知らせが届いた。近所の人が海に釣りに行かれ、誤って転落死亡したという知らせだ。「あの人が、ベテランなのに何故、どうして一人で行ったのか。」と後悔は繰り返す。逆縁でも有り、悲しい別れになった。人の不幸を無駄にするのではなく自戒することも必要だと思う。早速、会社の会議で「自分だけは間違いない。」と誰もが思っている。自信は社会人として勿論必要ではあるが、過剰になると自惚れが生まれ、大きな事件事故を招くものだ。再度、自覚し総点検をしようと伝達した。しかし孫子の言葉にもあるように「彼を知り己を知ることが勝利の前提条件」とあるが、彼を知る事と己を知ることの二つのうち、どちらが難しいか。言うまでもなく、己を知ることの方がはるかに難しい。余ほど深い洞察力がなかったら、自分の実力を正確に測定することはできないということである。その事からすれば「助け合いながら生きているという」自覚はとても必要だという事がよくわかる。