2009年7月7日火曜日

目に見えない根を

今日の大朝は曇り、昨日に引き続き蒸し暑い。今日も朝から多くの方が来社される。この時代に前年比5%売上を伸ばされたと言う会社もおられる。ただただ、敬服するのみである。
先程も新潟の経営者仲間の方とお話をする中、景況は何処も一緒、
「工場美化、5Sの徹底、人材教育」
社運をかけて行っているとのことである。弊社もまったく同感でレベル格差は有るとしても、その思いに迷いはない。しかし、最近つくづく思う事は、「底力」「気力」その偉大さと必要性を強く感じる場面に遭遇する。恥ずかしい話で「時間が有るから」会社や自宅の草抜きをする機会が多いが、(時間が無いとしないのか?)草の力強さ、しぶとさ(粘り強さ)、数ミリづつの成長が刈っても刈っても伸びてくる。会社経営で多く学ぶところが有る。いや、有りすぎる。環境や他人や政局の批判や愚痴を言っても虚しさだけが残るが、自然現象から学び行わなくてはいけない事は山ほどある。誰の詩か分からないがタイムリーな素晴らしい詩に出会いました。メモって帰りました。 実に不思議で仕方ない。・・・問題意識をしていれば必然と目に入るのでしょうかね。
「目に見えない根を」
私の住み家は道ばたのアスファルトの小さな割れ目の中、私は人に踏まれてばかりいる栄養不良の雑草で有るけれど、人の足に踏まれるたびに涙をこらえて、歯を食いしばり、土の中に深く根を張るんです。
いつか来る春の日に、いのち一杯の自分の花を咲かせるために。今はただ、目に見えない、たくましい根を育てているんです。