2009年7月29日水曜日

胆力(たんりょく)をつける

台北・陽明山
今日の大朝は雨、時々強く降っている。長い間、ブログの更新ができず申し訳ありません。各方面から催促やお尋ねを頂きました。「よほど忙しいか、入院しているか。」だと、決めつけている友人もおられました。実は「よほど忙しかったのです。」先週末は1年ぶりに台北へ出張してきました。何故、週末なのか?・・(ゴルフか遊びの目的)・・皆さん察せられると思いますが、実は広島からの台北行きの飛行機が減便になっており、週末になってしまい、帰りも日曜しかなく変な出張になりました。
飛行機の減便は人数減が起因していますが、何が一体起こったのか・・・?また、台北市内も日本人客が少ないのにも驚きました。行きつけのレストランもまるで日本ではないかと勘違いするほどであったが台湾人がほとんどで空き席が目立つ始末である。友人の話によると台湾はタクシーが安いので、生活の足として活用していたが、仕事では経費削減で使用を減らしているとの事。やはり、総合的にこの変貌を考えるに、「マネーゲームの果ての大不況」これが一番大きく関係しているように思う。弊社も昨年の11月、青天霹靂で生産が落ち込み、生死を彷徨うごとく月日を重ねてきているが、青天霹靂の繰り返しばかりである。しかしながら先を病んだり、不安がっても仕方ない。現実は現実である。生き延びるのだと言う揺らぎ無い信念のもと、まさに腹をすえて物事に臨まない限り、この濃霧から抜け出せないと考える。「腹がすわれば、次に打つ手が見える。」・・・(胆力をつける。)今、自らに一番必要な事ではないかと思う。 これほど世の中全体が大きく変化しているのであるから、変化しない限り生き抜くことはできない事は事実である。・・・大きく変化の時である。
追記
土曜日は友人が北投温泉・陽明山へMRT・バスと乗り継ぎ連れて行ってくれた。陽明山は多くの家族づれ、夫婦と登山やウォーキング等など楽しまれていた。その人数は半端なものではない。この過ごし方も景気の影響が随分関係しているように思えた。