2009年7月2日木曜日

ハインリッヒの法則

今日の大朝は曇り時々晴れ。昨日は雨が降ったが今日は良い天気だった。月始めと言う事で各工場で朝礼、昼礼をして回った。石見工場で一人の女性社員が「社長プレゼントです。」と新聞の切り抜きを手渡した。内容は「報告・連絡・相談をしっかり」と言う題目で上司の基本姿勢が記載されていた。直属の上司に見せたら「難しい・・・んだ。」と一言、言ったらしい。内容はまず、「部下からの話をちゃんと聞く」と言う姿勢、管理職足るものしかめっ面して忙しそうに机についているのではなく、少しはゆったりとした雰囲気で席についている時間帯を作る。そして部下が相談に来たら、笑顔で最後まで話を聞く。二点目は、失敗や不具合の原因を人のせいに絶対にしない。真の原因は仕事の進め方や仕事の仕組み、人材の育成方法にあるという考え方を身につければ、人に失敗や不具合の原因を押しつけることがなくなり、反対に部下から失敗や不具合の報告を受けたおかげで、「組織としての改善点が見つかったよ」と報告者へ感謝の気持ちを示すようになれば、組織内の報・連・相は一段と活性化する。その結果、小さな失敗や不具合事例が上司にどんどんと上がってくるようになる。そうしたら、組織としての致命的な失敗や不具合についての事前防止にも結びついて行く。・・・・と言う内容である。皆さん、ハインリッヒの法則の考え方が、報・連・相の基本であると、考えてみてはどうでしょうか。「言うは易し、行うは難し」報・連・相、弊社もその重要性は痛感しており、力を入れているところです。
社員は社員なりに考えてくれているようである。いずれにせよ、結果を出し、繁栄の道へ進みたいものである。・・・心ある社員に感謝。

追記
「ハインリッヒの法則」仕事における失敗の発生確率は[1:29:300]
1:致命的な失敗
29:顧客から苦情が来る失敗
300:クレームにならなかったが、社内の担当者は「ひやっ」とした事のある小さな失敗