2009年7月17日金曜日

原因自分論

今日の大朝は雨、朝から断続的に降り続いている。仕事の方も底打ちから多少上向き、今月は久しぶりに連続稼働をしている。さて、残念な事に同じ繰り返しの不良流出に歯止めが効かない。都度、浪費をかけ「流出防止」の対策を打つが、結果からすれば対策になっていないと言う事になる。「人間がやることだから仕方ない」これでは済まない。何故ならば、「決められた事を守る」今この事が一番大切な事である。それが、根底から覆さなくてはいけないのであるから、まさに大事である。先日、新潟の友人の社長から勧められた、法政大学の坂本教授が書かれている「日本でいちばん大切にしたい会社」と言う本の中に「経営がうまくいかない理由は内側にある。」環境や規模や業種ではない。使命と責任を果たそうと言う意識が欠落しているだけ。と明言されている。そして、企業経営は「人・物・金」だとか「人材・技術・情報」だと言うが、そうした見方が既に誤っている。「一に人財・二に人財・三に人財」で、後は人間を幸せにするための道具に過ぎないと書かれています。「物」と言うのは設備や商品と言う名の道具。お金だって、人間が経営活動する為の道具にすぎない。つまり、不況を克服できる唯一の経営資源は「人財」しかありませんし、好況を持続させることのできる唯一の経営資源も「人財」。更に景気は与えられるものではなく、創るもの。・・・・・と続く、も、もう分かりました。と言いたくなる。得心しております。結果を出すだけである。 あさ出版から出版されています。お薦めです。