2008年9月30日火曜日

人を観る

大朝は雨。しとしとと肌寒い、9月も今日で終わり何か重苦しい日だ。安岡正篤先生が「人を離れては事はない。」人を見るには五の要点が有ると列記されている。容貌姿態、言語動作、衣装服飾、気韻精霊、風度温籍・・・(中略)、結局、気韻精霊の一語に尽きる。と言っておられます。少し難しいが「気品・精神」とても重要な要素であろう。首相をはじめ閣僚、私が評論することはないがどうなんでしょうか。
言いやすいので「社長」を例に出してもすべて違います。本当に会社を経営している人、形だけ据えてある人、権限だけ振り回している人、等など色々だと思います。でも皆社長です。
ひとりひとりとれば悪い人は一人もいないと思います。「人を観る」私は観られている方が多いと思いますが、「先人に学び、現実で実践」していかないといけないと思っております。
皆さんも自分の身の回りを観てください。本当にこれでいいのでしょうか。
世の中が大きく変化変貌しているのにこのままの形だけでは通らないのではないでしょうか。
システム・組織・形ばかり優先して本質・事実が霞んでいます。
これは愚痴ではなく、今の世の中の実情です。「貞観政要」この本には大きなヒントが有ります。織田信長が読んでいれば、世が変わっていただろうとも言われている本です。
9月も多くの方にブログを見ていただき有難うございました。中にも書いているように、今月は10年、15年ぶりの方からもブログ見てますよと、連絡が有りとてもハッピーでした。今日のような「訳のわからないこと」も時々あると思いますが来月もよろしくお願いします。今月又、アクセス数を更新しました。多謝

*気韻精霊とは「気品・精神」、風度温籍とは人間としての格、度量の広さ、包容力