2009年4月2日木曜日

「ナガタ」・「ナガサキ」

今朝の大朝は晴れ。気温5度。昨日の雪は一体何だったのか?穏やかな天気に変化している。しかし、野山は綿帽子をかぶっている。昨晩は大塚地域(5行政区130世帯)で組織している連合会の役員引き継ぎ会を行った。「地域の発展と活性化を図り、民主的な明るい地域づくりを目的とする」会である。
58期に入っている。地域の先人の方々の願いを引き継いでいることになる。この度、会長交代が有り12年間リーダーを務めて頂いた栗田祐輔会長から渡辺勇新会長へとバトンタッチとなった。事務局は私が引き続きさせて頂くことになったが、先輩方の経験豊富な智恵・知識に若い人々の行動力が加われば「鬼に金棒」である。昨晩も色々な話で盛り上がり、実に充実した時間となった。栗田会長は80歳を超えておられるが、衰えなど全く感じられず、クラッシック音楽を聞きながら談笑した。さらに住みよい地域になるよう新体制でも頑張って行きたい。昨晩も年齢を感じさせないこの雰囲気は何が「共通」しているのかと考えた末にピンと脳裏をよぎった言葉が有った。以前も紹介したことが有るが「ナガタ」「ナガサキ」
という言葉である。このような生き方ができれば世の中は随分変化して行くことであろう。
「ナガタ」「ナガサキ」とは、日本書記、古事記の原典だと言われている縄文文献「秀真伝(ホツマツタヱ)に出ている古代日本人の生き方。
「ナガタ」とは、あなたが楽しいと思ってくださることが私の幸せですと、他の人の楽しみを先にする生き方をすれば、こちらも不思議に栄えて行くという生き方の事。
「ナガサキ」とは、あなたの幸せが先で「何か私がお役にたてることが有ればうれしい」と思って行動することを意味します。
どちらも「お先にどうぞ」と譲る精神(推譲の精神)の事。

「神さまが教えてくれた幸福論」(致知出版社) 1500円 ここにも載っています。