2009年4月18日土曜日

鯉のぼり

今日の大朝は快晴。気温もグンと上昇。「屋根より高い鯉のぼり・・・・」我家も先日から泳ぎ始めた。13mの竹を立てているのでダイナミックな泳ぎをしている。眺めていると、家族の生活のように仲良く泳ぐ姿は私達に忘れかけたものを教えてくれているようにも感じる。さて、わが社は今日も「一時帰休」を取っている。江津工場は「社員教育」をしている。この底なしのような大不況。辛いことばかりであるが考えてみれば「感謝しなければいけない事もある。」教育の機会が取れるという事である。大手と違い、中小企業は日暮らしの連続で、とても教育の時間など「とる時間も余裕」もない。これが実態である。それが、教育の時間が取れるのであるから、このときばかりこのチャンスを生かしたいものだと考えている。何事も前向きに考えれば無駄や損など全くない。昨日は上京していたが、東京は不景気の様相など全く感じられない。ビジネスホテルの近くに「使い回しで信用を失った老舗割烹が有った。」勝手口には各国の旗を立ててた高級車がずらりお迎えに来ていた。その数はかなりの台数で有った。田舎者にとっては、この格差を補えるだけの度量はない「驚くだけ」。会社に帰ればまた現実、比べる、比較するより、「一歩前進」と自分に言い聞かせ今日も仕事をしている。いい季節になり、若葉そして新芽が一斉に出始めた。鯉のぼりの背景に見える山々を見、ふと「木の芽がのびるのは柔らかいから」相田みつをの詩を思い出した。