2009年4月27日月曜日

墨の機嫌の良いうちに書く

今朝の大朝は晴れ。昨日は雨、風大変な日であった。地域の缶拾いや、29日に開催する「わさまち」の準備も予定されていたがすべて中止。一日中、天候の機嫌が悪かった。我家は丁度一年前に完成した長男夫婦が住んでいる部屋の壁から雨漏りがし始め大騒動。建設会社にも来て頂いたが、はしごをかければ飛んで行くし、気温7度兎に角寒い。「強風、横雨、寒さ」悪戦苦闘で何とか養生をし応急処置をした。いくらストーブでも太陽の熱にはかなわない。自然の力の強さを改めて体感した。作業しながら、何でこんなに機嫌が悪いのか(強風、雨、寒さ)「お願いだから機嫌を直してくれ。」とお願いしながら作業をした。ふと、先日書道家の先生が「墨の機嫌が良いうちに書く」と言われていた事を思い出した。腕前だけではないのですか。と質問すると「驕ると良い作品にならない。全て協力してもらい一つの作品になる。自分中心では何もできない。」と言われた。私達は「何が良くない」「何が悪い」と自らを中心に考え、当たり前、当たり前と毎日過ごしているが自己中心では何事もうまくいかない事は事実であろう。改めて昨日は自然の偉大さを感じた一日であった。

しかし、「雨の日は雨の日のように」と言う言葉が有るが、雨の日しかできない用事が全て出来、予定は大きく変わったが満足の一日であった。